「♯コールドゲーム」出演のやす(ずん)、今後の俳優業にも意欲を

ドラマ

資料提供=東海テレビ放送

羽田美智子さん主演・オトナの土ドラ『#コールドゲーム』。
マイナス45℃の氷河期に覆われた地球を舞台に繰り広げられる、
完全オリジナルサバイバルストーリーです。

第3話では、避難所第七支部で献血が行われる中、脱獄犯が素性を隠して潜んでいる
との噂が流れ、天才詐欺師・木村祥子(羽田美智子)、大輝(結木滉星)、陽菜(久間田琳加)、
隆(やす)の偽装家族、“木村家”の面々も心穏やかではない様子でした。

秘密の多い木村家メンバーの中でも、いじられ役のいいお父さん、
木村隆を演じる、やすさん(ずん)のコメントが届きました。
今回「これほどセリフが多い役は初めて」と話すやすさん。
ずんの相方・飯尾和樹さんとのやりとりや、羽田さんに演技を教わったエピソード、
さらに女子力高めの意外なルーティンや今後の俳優業への展望などを話してくれました。

飯尾さんが「いつでも菓子折りは持って行く準備はしておく」と

<やす(ずん)さんインタビュー>

———オファーが来た時、「飯尾さんに来た話じゃないの?」と思われたそうですね。
「マネージャーに『間違いなんじゃないの?』と2回ぐらい確認しました。そしたら『いやいや、やすさんですよ』って。ワンシーンだけならまだ分かるけど、羽田さんの旦那の役で出番も多いし、絶対に飯尾さんだと思うじゃないですか?(笑)」

——このドラマについて、飯尾さんと話はされましたか?
「『ドラマどう?』って聞かれて、『それがさ、羽田さんがすごくやりやすくしてくださって、楽しい現場だよ』とは言いましたけどね。でも、お笑いのコンビってどこもそうなのかも知れませんが、『で、何?』じゃないですけど『オチは?』みたいな感じもありましたね(笑)。普通は『こういうことがあってさ~』みたいに面白おかしく喋るんでしょうけど、飯尾さんに『お前の話には、お土産話が一切ない』って突っ込まれました(苦笑)。でも『迷惑はかけるなよ。いつでも菓子折りを持って行く準備はしておくから』みたいなことは言ってくれました」

だんだん家族としてのなじみ方が身体に合ってきました

——撮影も進んでいますが、隆役はいかがですか?
「『家族って楽しいな』と身に染みて感じています。時間ってすごいですね。だんだん家族としてのなじみ方が身体に合ってきて、『今、大輝は何してるのかな?』とか『陽菜ちゃん、いないな』とか自然に考えたりしていますから。きっと隆は僕と同じでずっと独身で寂しかったところもあり、過酷な状態ではあるけど、家族ができて今が楽しい気持ちはあると思います。祥子さんやみんなにいじられているのもきっとうれしいと思います」


——羽田さんに演技のことをいろいろ聞いていらっしゃるとか?
「何事も分からないことは聞いたほうがいいと思っているんですよ。羽田さんの動きを見て勉強して『これも真似してやってみようかな』とか。たとえば、羽田さんは後で編集しやすくするために“間”を作るといったこともちゃんとやられていて。それって結構難しくて、僕は間を作ると怖くなってきてしまうのですが・・・。さすがずっとドラマで活躍されてる方だなと。あとカメラの位置も羽田さんは見られていて、『こことここから撮るんですか?』って声に出してくださって。これ、多分なんですけど、僕のためにあえて言ってくださっている気がするんです。カメラって何回も位置を変えながら撮るんですけど、誰をどう撮っているか僕には全然分からなくて。今日も『やすさん、頭向けて喋っているから。リアルに後頭部しか映ってないですよ(笑)』って監督に言われちゃって。だから羽田さんが現場でいろいろ見せてくださるのでありがたいです」

——思い出に残っているシーンは?
「理科室でジャガイモの手入れをしながら、おじさんたちで話しているシーンは楽しくて。『“パパ友”ってこんな感じなのかな?』と思いました。『奥さんや息子と娘に全然相手にされていないんだよね』と、パパ同士の愚痴のように前田(脇知弘)さんと福山(山口森広)さんに話すと、それを2人がリアルに受け止めて盛り上がってくれて。ワイワイとした、居心地のいいシーンでしたね」


——ちなみに、プライベートでやすさんの居心地のいい場所は?
「行きつけの喫茶店があって、ずんを組んだ時から通っているのでもう20~21年になりますね。マスターが作るソイミルクティーや、夏はアイスコーヒーもとても美味しいので、好きな雑誌を見ながら1時間ぐらい過ごす時間が好きなんです。もしあの場所がなくなったら行くところがないと思うぐらいお世話になっていて、仕事が終わった後や特にスベった時なんかは必ず立ち寄ります。『今日はウケなかったのかな?』とかマスターはもう分かるみたいで、そういう時はそっと優しい言葉をかけてくれたりするんですよ」

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ずんの番組を持って、いろんなゲストに来てもらうのが夢

——このドラマは「生きる」がひとつのテーマになっていますが、やすさんの生きるエネルギーとなっていることは?
「エネルギーのチャージではないですが、僕の仕事のルーティンで“ウケたらお寿司、ウケなかったらマッサージ”っていうのがあるんですけど(笑)。この2つで気持ちをリセットして、次の仕事をつなげているというのはあります。あとは岩盤浴ヨガにも行っていまして、そこで汗をかいて気分転換してパワーをもらっています。最近の休みの過ごし方は、ホットヨガに行って、その後にリフレクソロジーと足ツボマッサージに行って、デパ地下で買い物して、カフェに行ってお茶する、みたいな。その流れでアロマオイルを買って家に帰ってアロマを焚いて気持ちを落ち着かせてみたり。やっていることが女子なんですよね」

——アロマにとても詳しい羽田さんとアロマ談義をすることも?
「僕はベルガモットが好きなんですけど、羽田さんから『今度(アロマを)持って行くから買わないでね』とおっしゃっていただいて。羽田さんからおススメのお店のアロマをいただけるみたいです。羽田さんはとてもアロマにこだわっていらして、『どこどこのアロマはいい』とか、アロマの話で盛り上がっていますよ」


——今、バラエティでも活躍されて、お忙しいですよね。
「いや、本当にしがみついているだけですよ。いつも飯尾さんに前を走ってもらって、僕は必死でついて行く感じです。キャリアも実は飯尾さんのほうが1年先輩で、のんびり屋さんのところもありますが、“熱い気持ちでずんを引っ張っていく”って感じの人なんですよ」

——今回のドラマで、今後俳優業に欲が出てきましたか?
「僕はとにかく現場が好きで、今回のドラマの現場も好きなんですよね。そういえば、20代後半ぐらいからずっと『やすさんはお笑いじゃなくて、役者さんの方が合ってるんじゃないの?』っていろんな人に言われていましたよ。その時は、そんなのおこがましくて恐れ多いからってオーディションにも行かなかったけど、ドラマを観るのも好きですし、これを機会にドラマもぜひともという感じです」

——仕事の目標、将来の自分像などは設定されていますか?
「とにかく目の前の仕事を必死でやっていたらその次があるのかなって。でも以前、博多華丸・大吉くんの九州の番組のロケに、その後にタカトシくんの北海道の番組にも呼んでいただいたことがあるんです。その時に『今度はずんの番組に華丸・大吉くん、タカトシくんに来てもらえたら楽しいのに』と思いました。ずんの番組をひとつ持って、そこにいろんなゲストの方に来ていただくということができればいいな。それはひとつの夢になっていますし、そのためにももっと頑張らないとね」

——第4話に向けて、視聴者の方へメッセージをお願いいたします。
「隆がちょっと気になる動きをし始めるんです。ただのいいお父さんだけじゃすまなそうなので、そこから『え? まさか?』という風に観ていただけると、またひとつドラマの楽しみ方が増えるのではないかと思います。監督にも『眉間にしわが寄る感じで』『表情を強くしてください』などご指導を受けました。自分で言うのもなんですが、どうしても人の良さのようなものが出ちゃうみたいなんですよね(笑)」

◆第4話あらすじ(6/26放送)
「政府のヘリと交信が取れ、我々が避難生活していることが政府に伝わったようです」
如月(中村俊介)の緊急校内放送を聞き、喜びの声を上げる避難者たち。如月は優秀な家族を先に救出するはずとにらむ祥子(羽田美智子)だが、そうなると班長である良子(椿鬼奴)の一家が俄然有利だ。「よし、ここは選挙よ!」祥子は“班長選挙”を提案し、自ら立候補。負けじと良子(椿鬼奴)も名乗りを上げ、なぜか黒崎(篠原篤)も立候補し、避難所全体を巻き込む選挙戦が幕を開ける。

◆番組情報
放送日時 :2021年6月26日(土)23:40~
タイトル :「#コールドゲーム」
出演 : 羽田美智子 結木滉星 久間田琳加 やす(ずん) 篠原篤
和田琢磨 福田転球 椿鬼奴 銀粉蝶 中村俊介
Twitter https://twitter.com/tokaitv_dodra
Instagram https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/

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