オリジナルアニメ『地球外少年少女』前編 初日舞台挨拶 オフィシャルレポートが到着!! 監督とキャスト4名が楽しいトークを展開

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©MITSUO ISO/avex pictures・地球外少年少女製作委員会
資料提供=スロウカーブ

TVアニメ「電脳コイル」で数多くの賞を受賞した磯光雄が15年ぶりに
原作・脚本・監督を務めるオリジナルアニメ『地球外少年少女』。
1月28日(金)より、前編「地球外からの使者」がついに上映開始となり、
新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶が開催されました。
磯光雄監督をはじめ、藤原夏海さん(相模登矢役)、和氣あず未さん(七瀬・Б・心葉役)、
小野賢章さん(筑波大洋役)、
赤﨑千夏さん(美笹美衣奈役)ら
豪華メインキャスト陣が登壇し、トークを行いました。

『地球外少年少女』は、2045年を舞台に“宇宙とAI”をテーマに描かれた作品。
まずは監督に、本作を手掛けることになったきっかけを尋ねると、
プロデューサーと呑んでいた当時の様子を振り返り、
「これから宇宙が流行り始めるという話は聞いていたので、宇宙ものをやりたいねと
話していました。
普通の宇宙もののアニメが少なかったので、
“じゃあ、俺たちが作っちゃおうか”と
話したのが最初のきっかけです」と語りました。

また、完成された映像の感想をキャスト陣に伺うと、
藤原さんが「“あんしん” (作中に登場する日本製の商業宇宙ステーション)に行きたい!」と答え、会場が和やかなムードに。
その藤原さんの発言を受けて、和氣さんは「宇宙への夢が広がって、監督ありがとう!」、
小野さんは「ワクワクが止まらなーい!」、赤﨑さんは「世界平和~!」と答え、
さらに赤﨑さんは「(宇宙と月で)育ってきた環境の違う子供たちが、
手を取りあっていく姿が素晴らしいなと思いました」と物語の印象を語りました。

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最初のトークコーナー「教えて磯監督」では、キャスト陣より磯監督に質問を行うことに。
「最初に誕生したキャラクターは? 当初の想定から全く違う性格や見た目になったキャラは?」
との赤﨑さんからの質問を受け、監督は「最初に思いついたのは、やはり主人公の登矢です。
少し暗い顔をした男の子で、周りからは難しいキャラクターだと言われ続けました。
自分がモデルなので、そんなに自分は難しいかな? と思いました」と苦笑い。

そして「想定から違ってきたキャラクターは、やはり美衣奈です」と
赤﨑さんが演じる宇宙(そら)チューバーの美衣奈を挙げました。
「うっすらとしたイメージはありましたが、キャラクターデザインの吉田くんに任せました。
キャピキャピした性格で、オシャレな雰囲気になったところで、
赤﨑さんが想定外の声を
次々と与えてくれました。台本と違う台詞もあって・・・」
と笑いながら答えると、
赤﨑さんが「確かに自由にやらせていただいた記憶はありますが・・・」
と戸惑いつつ答えました。さらに監督は「とても面白いキャラクターになっているので、
ぜひご期待ください」と魅力あふれるキャラクターの印象を語りました。

続いて「私の2045年」というテーマに移り、今から23年後の2045年に、
監督とキャスト陣がどんな暮らしをしているかを予測することに。
「トランスヒューマンになって月面でリテークをしている」と答えた監督は、
「普通、監督は絵コンテをチェックしたら人に任せる方が多いのですが、私はかなりのカットを
自分で撮影しています。直したいところを自分でやっているので大変なことになる。
そんな苦労が詰まった作品です」と前置きした上で、
「トランスヒューマンは、新しい用語ですが、昔でいうところの“サイボーグ”のようなもの。
頭で思い浮かべただけで、リテークが瞬時に撮影できたらいいなと思いました。
Twitterも頭で書くことができたら便利だなと考えたのですが、
言えないことまでつぶやいてしまいそうなので・・・ほどほどがいいですね(笑)」と。

他にも「宇宙のスポーツにハマる」(藤原さん)、「ちゃんとおじさん」(小野さん)など
ユニークな
回答が多く、小野さんは「23年後と考えると普通におじさんなんですよね。
毎日食べるくらい
ラーメンが大好きなので、高血圧になっていそう(笑)」
とリアルな(?)未来を予測。

和氣さんは、2045年は「動かない」とズバリ回答。「椅子のようなものに座っているだけで、
着替えも移動も全て自動になったら・・・と憧れてしまいます。怠惰ですね」。
赤﨑さんは「VR空間でアフレコができるようになり、南の島に移住している」と回答。
「声優にとってのテレワークのようなもの。アフレコは1つの空間に集まって皆で呼吸を
合わせるものですが、VR空間で同じことができるならいいなと妄想しました」と語ると、
「夢が広がる」と声優陣からも賛同の声が。

コロナ禍で同時収録が難しかった本作のアフレコ現場を振り返り、
藤原さんは「こうして、この場で皆さんと集まることができてとてもうれしいですね」と、
赤﨑さんは「一緒に集まって収録したら、また違う表現になっていたかもしれません。
でも別々に録ったことで生まれた表現もあると思います」と思いを明かしました。
また監督が「そんな状況下なのに、とても自然で違和感のない表現ができている」
と本作の声優陣の演技を絶賛する場面も。

最後に、登壇者一人ひとりからメッセージが贈られ、イベントは幕を閉じました。

藤原さん「宇宙に好奇心はあったのですが、この作品に触れることでさらに
好奇心が増した感じがします。宇宙について興味が沸くきっかけになれればうれしいです。
磯監督の描く世界観がとても楽しいので、まずは前編を全力で楽しんでください」

和氣さん「映像を観た時に、宇宙の綺麗さに感動したので、皆様も楽しみに観て
いただきたいです。
ぜひ考察したり、感想も聞かせていただけたらと思っています」

小野さん「完成した映像を観て、ワクワクしたのと同時に、妙にリアルに感じました。
近い未来にこういう世界があるのではないかと思わせてくれる作品です。
大画面で感じていただけたらと思います」

赤﨑さん「色々なスタッフやキャストの想いがたくさん詰まった作品です。
それを劇場でぜひ受け止めていただきたいです。お楽しみに!」

磯監督「映画館の大画面と音響で聴くと、迫力が全く違うので、ぜひ大画面でお楽しみください。
ぎっしりと情報を詰め込んでいて、何度観ても面白いように作っています。
大画面で観て、その後、配信などでも繰り返し観ていただきたいです」

オリジナルアニメ『地球外少年少女』は、前編が絶賛上映中。
2月11日(金)より後編が新宿ピカデリー他にて2週限定劇場上映となります。
劇場公開限定版Blu-ray&DVDは、2月11日(金)に発売、Netflixにて世界同時配信中!

<オリジナルアニメ『地球外少年少女』前編 初日舞台挨拶 開催概要>
日程:2022年1月28日(金)
会場:新宿ピカデリー(シアター3)
出演:磯光雄(監督)、藤原夏海(相模登矢役)、和氣あず未(七瀬・Б・心葉役)、
小野賢章(筑波大洋役)、赤﨑千夏(美笹美衣奈役)
MC:久保井朝美

■新情報:磯光雄監督がすべてを語る『地球外少年少女』ヒストリートークショー

上映を記念して、『地球外少年少女』の誕生から完成までを語るトーク付き上映会が決定!

『地球外少年少女』を立ち上げた磯光雄監督と岩瀬智彦プロデューサーが、
「なぜ今、宇宙を舞台にしたのか」「キャラクターデザインやシナリオ、演出について」
「この映画に込めた想い」など、ここでしか聞けないスペシャルトークを行います。
登壇:磯光雄(監督)、岩瀬智彦(エイベックス・ピクチャーズ/プロデューサー)
※全会場共通<新宿ピカデリー(東京都)>
●2月3日(木)18:00の回 上映終了後
第1回:創出期「着想/時代設定/宇宙という舞台」
①企画立ち上げまでの経緯
②磯光雄が考える宇宙と人工知能の魅力とは
③地球外少年少女に登場する宇宙やAIの技術●2月8日(火)18:00の回 上映終了後
第2回:制作期「キャラクターデザイン/作画/シナリオ/演出」
①磯光雄から見た吉田健一
②磯光雄から見た井上俊之
③シナリオ、コンテ、演出で力を入れた点●2月14日(月)18:00の回 上映終了後
第3回:完成期「地球外少年少女に込めた想い」
①AIを子供たちのパートナーにした理由
②「未来からは逃れられない。」に込めた想い
③「おわりの物語」「はじまりの物語」とは

<なんばパークスシネマ(大阪府)>
●2日5日(土)13:20の回 上映後
第1回:創出期「着想/時代設定/宇宙という舞台」

●2日5日(土)16:00の回 上映前
第2回:制作期「キャラクターデザイン/作画/シナリオ/演出」

<ミッドランドスクエアシネマ(愛知県)>
●2月12日(土)11:55の回 上映後
第1回:創出期「着想/時代設定/宇宙という舞台」

●2月12日(土)14:30の回 上映前
第2回:制作期「キャラクターデザイン/作画/シナリオ/演出」

<チケット販売>
※チケットは先着順となります
◆料金
通常料金(前売券使用可、各種割引適用可、招待券等無料鑑賞不可)

◆新宿ピカデリー【2月3日分の販売スケジュール】
劇場ウェブ販売 1月29日(土)19:00~
https://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/index.html
劇場窓口販売 1月30日(日) オープン時より ※ただしチケットが残っている場合のみ
※2月8日、14日に関しては後日改めてお知らせします。

◆なんばパークスシネマ/ミッドランドスクエアシネマ
チケット販売:劇場ウェブ販売 1月29日(土)22:00~
劇場窓口販売 1月30日(日) オープン時より ※ただしチケットが残っている場合のみ
なんばパークスシネマ https://www.parkscinema.com/site/namba/
ミッドランドスクエアシネマ http://www.midland-sq-cinema.jp/index.html

オリジナルアニメ『地球外少年少女』
©MITSUO ISO/avex pictures・地球外少年少女製作委員会
公式サイト:https://chikyugai.com/
公式Twitter:@Chikyugai_BG(https://twitter.com/Chikyugai_BG
1月28日(金)前編、2月11日(金)後編、新宿ピカデリー他にて各2週限定

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