資料提供=東海テレビ放送
いよいよ最終話を迎える、百田夏菜子主演・土ドラ『僕の大好きな妻!』
(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜日23時40分)。
前回7話で夫婦最大の危機を乗り越えた知花(百田夏菜子)と悟(落合モトキ)。
職場では波乱の嵐だったが・・・
最終話では、知花はある朝突如、体が動かなくなる事態に。
発達障害について、さらに斬り込む内容となっています。
社会とどう向き合っていくのか? そして知花、悟、貴子(雛形あきこ)、
萬坊(小倉久寛)、佐竹(徳重聡)ら友人、一人ひとりが新たな一歩を踏み出します。
今回は主演の百田夏菜子と落合モトキのクランクアップの様子と、
知花と悟を演じてきた二人のコメントを紹介します。
百田さんはパワースポット!? 2か月走り続けた落合モトキ
落合モトキのクランクアップは第8話、発達カフェでのシーン。
知花のこれまでと違う様子に、悟は発達カフェの常連たちに相談をしに行って・・・
という内容。入念なリハーサルの後に本番を撮り終えると、
「落合モトキさんクランクアップです!」の声がかかり、現場は拍手に包まれた。
落合「2カ月間、走り続けてこられたのもスタッフの皆さんのお陰です。こういう時期なので打ち上げはできませんが、これだけ『打ち上げがしたいなぁ』と思える現場は、なかなかありません。それとこの場にはいないけれど、知花役が夏菜子ちゃんで本当によかったなぁと思います。彼女が現場に来ると自然と明るくなるというか、『こんなパワースポットみたいな人がいるんだ』と思っていました。また皆さんとご一緒できるよう、精進したいと思います。ありがとうございました」
落合が控え室のある表へ出ると、走り寄る百田の姿が!
「お疲れさまを伝えたくて!」と駆けつけてくれたサプライズでした。
落合は撮影が残る百田に熱いエールを送りました。
百田のクランクアップに落合登場で、まさかの「悟じゃない」発言!?
そして落合モトキのクランクアップから3日後、
百田夏菜子もクランクアップを迎えました。
第6話での加賀貴子(雛形あきこ)のマンションが舞台。
貴子の息子・大貴(佐藤結良)に、知花がビーフシチューを振る舞っている
ところに貴子が帰ってきて・・・というシーンでクランクアップとなった。
「百田夏菜子さん、クランクアップです!」の声と共に現場が拍手に包まれます。
そんな中、花束を持って現れたのは、すでに撮影を終えていた落合モトキ!
『知花と悟、再び』という感動のシーンですが、百田は言葉が出ないほどビックリ!
何度もを落合を見て、茶色のメッシュが入った髪の変化に気づき、
第一声は「悟じゃない…!(泣)」とまさかの展開に!?
周囲も大爆笑に包まれました。
百田「クランクアップ。何だか全然、実感が湧かないんですが、始まりがあれば終わりもあるということで、楽しい時間を過ごさせてもらいました。まだ数シーンの撮影が残っていますけど、最後まで皆さんと同じ気持ちでいたいと思います。たくさん助けていただいてありがとうございました、幸せでした!(もう一度落合の髪色を見て)でも、悟じゃない・・・」
何食わぬ顔でフォローしてくれる落合さんは、「リアル悟」!?
〜百田夏菜子、撮影を終えて〜
――クランクアップを迎えて、今の気持ちは?
「すごくギュッと詰まっていて、濃密な時間でした。同時に週末はライブもあったりして、2人分の人生を生きている感じがしましたね。でも撮影のない日にライブに向かうときも、知花が抱えている悩みについて考えていたり、『みんな元気かな、悟は大丈夫かな』みたいなことを思ったり。自然と『知花と一緒に生きている』気持ちになっていました。それと、これほど毎日早朝から活動した経験がなかったので、今回の撮影で身に付いた早起きの習慣を、これからも続けていこうかなと思っています。朝が苦手な私のことを知っている人が聞いたら『絶対しないでしょ!』って突っ込まれそうですが(笑)。朝活、頑張ります」
――共演した落合モトキさんの印象は?
「恋人の過程を演じないで、いきなり夫婦の役だったので、当初は少し戸惑いもありました。でも落合さんが撮影以外の時間も“悟”でいてくれたので、自然と夫婦の空気感を出せるようになれたと思います。本当に本読みを手伝ってもらったり、いろんな場面で助けてもらいましたね。私がお芝居をやりやすいように。でも『全然そんなつもりじゃないよ』みたいな、何食わぬ顔でフォローしてくれたり。ちょっとズルいんですよ。まさに“リアル悟”ですね(笑)」
――最終話について、視聴者へメッセージを!
「台本や原作を読んだ段階から知花と悟のような夫婦に憧れを持っていたし、その想いは撮影が進むごとに増していきました。それは、どんなときでもお互いのことを思い合っているから。だから悟と言い合いになるシーンでも、台詞の根底には悟への愛情が感じられるよう意識してきました。7話で悟との大きな壁を乗り越えた知花ですが、8話でも大きな壁にぶつかります。でも、そういうときに助けてくれる人たちの存在で、前を向くことができる。知花と悟、そして二人を取り巻く人たちの温かさが伝わると思うので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたらと思います」
知花役が百田さんだったから、悟役に飛び込むことができた
〜落合モトキ、撮影を終えて〜
――クランクアップを迎えて、今の気持ちは?
「最初は『結構重たい話をやるんだな』と思っていたんですが、発達障害というのは一つの記号のような言葉であって、第2話で『特性なのか性格なのか分からない』という捉え方をするんですけど、演じているうちに『本当にそうだな、発達障害だから、で分けるんじゃなくて、その人自身を見ないともったいない』と思いました。とにかく今は、ずっと一緒に走り続けてきたスタッフさんと離れることが寂しいです。皆さんのお陰で、悟という役を作り上げることができたから。振り返ると、本当にいろいろなことを思い出します。結婚指輪を付け忘れて撮影をして、自分も一緒になって謝ったりとか。些細なことだけど、たくさん思い出がありますね」
――共演した百田夏菜子さんの印象は?
「知花どころか悟についてもまだ探り切れていない状態でのスタートだったので、どうやったら知花を好きになれるかなっていうのが、自分にとっての最初の課題でした。ただ百田さんが、人を受け入れる器も、入口も大きい方だったので、『じゃあ、飛び込んでみよう』と。初めて知花に触れる『ホッペタぐにぐに』のシーン(第2話)も百田さんだからできたし、あれで悟役や、知花と悟の関係に広がりを持てたなと思います。落合的には『えくぼは恋の落とし穴』のえくぼに触って申し訳ないという気持ちでした。家のシーンでは、連日こもってずっと撮影で。息抜きに、陽に当たろうと一緒に庭に出てみるという時間を過ごせたのも、百田さんの人柄があったからできたし、毎日のように彼女の存在に助けてもらっていました」
――最終話について、視聴者へメッセージを!
「悟は知花のやりたいことに対して、ちゃんと背中を押せる夫だし、知花は漫画家という一握りの人しか実現できない夫の夢を後押ししてくれる奥さん。それって、本当に愛し合っていないとできないことだと思うんです。7話で『これからも一緒に歩いていこう』という決意をした2人ですが、そんな2人が社会とどう向き合っていくのかを、最後まで見守ってもらえたらと思います。ここまで知花と悟を見てきた皆さんなら、きっと応援していただける内容になっていると思います」
知花(百田夏菜子)をフォローしていた店長の貴子(雛形あきこ)が倒れた。副店長の由(中村加弥乃)からもう一緒に働きたくないと告げられるも、知花は必死に自分のできることを頑張ろうとしていたが、ある朝、突如、体が動かなくなってしまい・・・。夫の悟(落合モトキ)、上司の貴子、萬坊(小倉久寛)、佐竹(徳重聡)ら友人たち。それぞれが何を選択し、どんな行動にうつすのか。それぞれのしあわせの形に一つの答えが見えてくる、未来への希望を託す最終話!
百田夏菜子(ももいろクローバーZ) 落合モトキ 徳重聡 結城モエ 古川毅 /
雛形あきこ 中田喜子 小倉久寛◆放送概要◆
【放送日時】2022年6月4日(土)~7月23日(土)毎週土曜23時40分~24時35分
【放送回数】全8話(予定)
【原作】ナナトエリ・亀山聡「僕の妻は発達障害」(新潮社 月刊コミックバンチ連載中)
【企画】市野直親(東海テレビ)
【主題歌】「なんとなく最低な日々」 ももいろクローバーZ (EVIL LINE RECORDS
【脚本】池谷雅生、畑中みゆき 他
【音楽】信澤宣明、HAL
【演出】天野千尋、阿部雄一、倉木義典、畑中みゆき
【プロデューサー】中頭千廣(東海テレビ) 松本圭右(東海テレビ)
小俣絵梨(アップサイド) 浦井孝行(アップサイド)
【制作】東海テレビ アップサイド