青色申告で65万円控除するには、会計ソフトを使えば簡単!!

確定申告

皆さん、確定申告はもうお済みでしょうか?
私は今まで「複式簿記を作るのが難しい」という理由で、
65万円の控除を諦めていましたが、
今年は会計ソフトを使って、ちゃんと複式簿記を作ることができました。
今回は、その体験談をお話しします。

複式簿記がわからなくても、会計ソフトがあればOK

フリーランスの方は青色申告にしている方が多いと思いますが、
最大の65万円を控除するためには、
複式簿記を作り、損益決算書や貸借対照表などを作成しないといけません。
「そんなの、面倒くさいなぁ・・・」という理由で65万円を諦め、
単式簿記で10万円の控除で申告している方も多いのではないですか?

実は私もその口でした。大体、複式簿記自体がよくわかりません。
ウィキペディアによると、

複式簿記では1つの取引における取引金額を、
取引の原因と結果の観点から借方と貸方に振り分け、
それぞれ同一金額を記録してゆくことになるので、
最終的に借方と貸方の合計額は常に一致することになる

とありますが、はっきり言って「なんじゃらホイ」ですよね。ww
そもそも「借方」「貸方」の概念がわかりません。

ま、そんなことで10万円の控除に甘んじていたわけです。
でも、あるとき考えました。
「自力で帳簿を付けられないなら、会計ソフトを使ってみるか」と。
そこで、たまたまweb広告でよく目にしていた
やよいの青色申告オンライン」に申し込んでみました。
(後で知りましたが、この「弥生シリーズ」はクラウド申告ソフトシェアNo.1で、
シェアは56%を超えているそうです)

セルフプラン、ベーシックプラン、トータルプランとあって、
私は一番安いセルフプランに申し込みました。
このセルフプランでは、なんと1年間無料でお試しできて、
次年度から8,000円(税抜)かかります。
10日間とか1か月間の無料お試し、というのは聞いたことがありますが、
「1年間無料」なんて、なかなかない。太っ腹ですね。

ただし、セルフプランだと「操作質問」がついてないので、
質問したい人は、ベーシックプランにするとよいです。
これは初年度6,000円、次年度は12,000円(ともに税抜)です。
でも、私が試してみたところ、特に「操作質問」が付いてなくても大丈夫かな
という印象でしたよ。全般的に、難しい操作はないですから。



サクサク入力で帳簿が完成、貸借対照表なども自動でできる!!

申し込み方法は簡単です。

まず「やよいの青色申告オンライン」のサイトに入り、
「1年間無料でお試し!」をクリック。
さらに「申し込み手続きはこちら」をクリックし、
自分の名前、メールアドレス、パスワードなど必要事項を入力すれば登録完了。
これで、会計ソフトがすぐ使える状態になります。
(いちいちインストールする必要はなく、クラウドで使える点も便利です)

で、まず何から始めるかと言うとですね・・・
画面左側のメインメニュー「ホーム」の下「かんたん取引入力」をクリックして、
帳簿を作っていきましょう。

たとえば、普通預金口座に原稿料の振り込みがあったら、
「収入」をクリックして、取引日、科目(売上)、取引手段(普通預金)、
摘要(原稿料)、取引先(●●出版社)、金額・・・をそれぞれ入力します。

また、仕事用のスマホ料金の引き落としがあったら、
「支出」をクリックして、取引日、科目(通信費)、取引手段(普通預金)、
摘要(スマホ料金)、取引先(通信会社名)、金額・・・をそれぞれ入力します。

そんな感じで、1月から12月まで入力していきます。

たとえば、交通費、通信費、接待交通費・・・と項目別に入力していっても、
最終的にはちゃんと日付順に並べ替えてくれるので、安心してください。

全部入力したら、メインメニューの「仕分けの入力」をクリック。

すると、「借方勘定科目」「貸方勘定科目」など
ちゃんと複式簿記の形で帳簿が出来上がっている、というわけです。
「借方」「貸方」の概念がわからなくても、まったく問題ナシです。

※もちろん、最初から「仕分けの入力」画面で入力しても構いませんが、
「かんたん取引入力」の方がより分かりやすいと思います。
ただし、入力済みのデータを修正したい場合は、
「仕分けの入力」の方がやりやすいでしょう。

そしてメインメニューの「レポート・帳簿」クリック。

すると、「貸借対照表」「損益決算書」も自動的に出来上がっています。
これは簡単ですね!!

と、ここまでくれば確定申告書類を作ることができます。
「やよい」のメインメニューから「確定申告」をクリックして、
指示に従って進めていけば、国税局のe-taxに電子申告することができます。

※私の場合は、「やよい」で作ったデータを基にして
国税局のHPからe-taxで電子申告しましたが、どちらの方法でもOKです。

まとめ

私は「やよいの青色申告オンライン」を使い始めて
大体2日ほどで、1年分のデータをすべて入力し、帳簿を作ることができました。
(当然ながら、「貸借対照表」「損益決算書」も自動で出来上がっています)
まぁ、2~3日あれば、誰でもできると思います。

今年はコロナの影響もあり、確定申告の締切が4/15まで延長されました。
まだ申告していない人も大丈夫。
会計ソフトを使えば、今から帳簿を作っても充分間に合いますよ。



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