震撼のサイコサスペンス 土ドラ「嗤う淑女」主演・内田理央クランクインリポート!

ドラマ

資料提供=東海テレビ放送

撮影初日の幻覚シーン!? 夏にピッタリな最恐の美智留が降臨!

7/ 27(土)にスタートする土ドラ「嗤う淑女」。主演の内田理央のクランクインは 6 月下旬に遡る。30 度を超える暑さの中、都内某所で撮影された内田の最初のシーンは、第一話に登場する鷺沼紗代 (小島藤子)とのワンシーンだった。

大手都市銀に勤める紗代は、蒲生美智留(内田理央)の指示のもと行った横領がバレてはいけないという極限のプレッシャーの中でギリギリの生活を送っていた。そんなある日、紗代は高級ブランド品が雑然とする自宅で、美智留の声を耳にする。恐怖に震えながらも、その声をたどり寝室のドアを開けると…。

実は精神的に追い詰められた紗代が美智留の幻覚を見るというシーン。最初の撮影がまさかの幻覚シーンということで「なぜこのシーンから?」と内田も笑いがこぼれる。恐怖感あふれるシーンの撮影だったが、現場はとても楽しい雰囲気に包まれ、内田も笑いそうになるのを堪えながらホラーな美智留を演じていた。ホラー映画が大好きだという松木監督からはセリフの間や表情について細かく演技指導が入る。そして内田からも「ここは幻覚のシーンだから髪をおろしましょうか?」など恐怖を高めるアイデアが生まれ、監督と意見を交わしながら撮影は進んでいった。また撮影の合間には、実はガチのホラーオタクだという紗代役の小島藤子と松木監督のディープなホラー談義などありつつ、夏にピッタリな最恐シーンの一つが誕生した。

内田理央&松井玲奈 スペシャルインタビュー

普段から親交があるという内田理央と松井玲奈が、 撮影が始まる前に開催した秘密の「がんばろう会」とは?

――撮影前にお二人で「がんばろう会」を開催したというお話を伺いました。
内田「そうなんです。実は衣装合わせが始まる前に、(松井玲奈と)「がんばろう会」を開きまして、ご飯を食べながら作品の魅力や、こういうところを頑張りたいねという話をしました。私が美智留のような悪女の役をあまりやったことがなくて、役作りをどうしようかな〜と迷っていたところ、玲奈ちゃんが「え〜私はぴったりだと思った〜」と言ってくれて(笑)。うれしいようなうれしくないような、でもやっぱりうれしいような複雑な気持ちになりました。そう言ってもらえてちょっと自信が持てました」
松井「プライベートでも仲良くさせていただいているのですが、2人で外食した時に脚本のことや、美智留のキャラクターについてすごく楽しく議論を交わして「がんばろう!」と話しました。理央ちゃんは、ただ立っているだけで美しくてミステリアスなところがあるので、その眼差しが美智留にピッタリだなと思いました。脚本を読んでいた時も、理央ちゃんが美智留役と分かった状態で読んでいたのですが、演じている姿がすごくイメージできたので 美智留を演じる彼女を見るのがとても楽しみだと思って、「美智留は理央ちゃんにピッタリ」とを伝えました。決して悪女と思っているわけではないです(笑)」

――今回3度目の共演ということですが、改めてお互いの印象を教えてください。
内田「玲奈ちゃんと私は、顔の系統もそうですけど、性格も真逆だよねという話を普段からよくしています。今回、私が演じる蒲生美智留という役と玲奈ちゃんが演じる野々宮恭子という役も真逆な存在なので、このキャスティングがすごく面白いなと思っています」

――性格が真逆とありましたが、お二人はどんな性格なのか教えてください。
内田「玲奈ちゃんは、一人の時間を使うのがすごく上手くて素敵だなと思います。それと自分の興味があるものに対する熱意だったり、言語化能力が高いところだったり、いつもそこは私にないものだと思ってリスペクトしています。今作の現場でも私がなかなか気持ちを伝えられないところを、玲奈ちゃんがわかりやすく監督に伝えてくれて、たくさんフォローしてくれているので、もう本当に感謝しかないです。本当に優しくて賢くてかわいくて、そしていつも私を褒めてくれて、ありがとうございます〜(笑)」
松井「そんなそんな(笑)。実際の理央ちゃんはフワッとしているところがあって、今まで共演した時も、ソリッドな役というか悪女という役ではなかったので、美智留という役を想像はできるけど実際はどうなるんだろう? と思っていました。でも実際に現場に入ると、ちゃんとかっこいい美智留になっていて、カットがかかると「え〜、大丈夫だったかな〜?」といつものフワッとした理央ちゃんになっちゃう。そのギャップがすごくかわいいなと思いました。でもこういうスイッチのオン・オフの感じが女優さんなんだな、というのは日々感じています」

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ストーリー

小さなコンサルティング会社で働いている野々宮恭子(松井玲奈)の前に 17 年ぶりに現れた蒲生美智留 (内田理央)。あまりの美しさに動揺する周りの社員たちに対し、いきなり会社を買い取ったと告げ、恭子以外の全員を解雇する。2人きりになったオフィスで美智留に見つめられる恭子。2人だけが知る 17 年前の事件の秘密がよみがえり、震えが止まらない。
大手の帝都銀行に勤める鷺沼紗代(小島藤子)は、華やかなブランド品に囲まれた私生活を送り、周囲から勝ち組と思われていた。しかし、それは虚飾にまみれたもの。仕事のストレスを高額の買い物でしか発散できず、多額の借金を重ねていた。そんな時、高校の同級生、恭子と再会する。そして、お金や人生に関する全てをコンサルティングしているという美智留を紹介される。
美智留は、天才的な話術と洞察力で、紗代の苦しい境遇を次々言い当てる。すっかり魅了され、涙を流しながら助けを求める紗代に、美智留はささやく。「あなたの敵は誰ですか?ストレスの原因である帝都銀行に責任を取ってもらえばいいんです」
美智留は架空口座を作って銀行の金を一時的に借りるべきと横領を提案する。その金でいったん借金を返し、またあとでボーナスなどから口座に金を戻せばいい、気づかれなければ大丈夫と――。 指示通り、あっという間に借金を返済した紗代。
「美智留さんは私にとって女神様です!」 喜ぶ紗代に美智留は改めて、誰にも気づかれないうちにボーナスから金を返すように念を押す。
しかし、さらに増していく仕事のストレスから、紗代は再び買い物にのめりこみ、ホストクラブにまで通い始める。横領の額は減るどころか増え続け……。
美智留に操られアシスタントを務めさせられている恭子は、破滅へと突き進む紗代を止めようとするが、ことごとく美智留に阻まれる。そして、次第に自分自身も美智留の虜となっていく。果たして紗代の運命は?
そして、次々に相談に来た人を掌に乗せ、欲望を刺激し、地獄へと転落させていく美智留。そんな中で徐々に明らかにされていく、恭子を縛り続ける、17 年前の事件の真相とは? 絡み合った美智留と恭子の運命は、果たしてどこに向かうのか?

放送概要

【タイトル】 「嗤う淑女」
【放送日時】 2024年7月27日(土)~9月21日(土)予定<全9話>
毎週土曜日 23 時 40 分~24 時 35 分 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
【出 演】 内田理央 松井玲奈 内藤秀一郎 / 小島藤子 青木さやか 宮田俊哉 円井わん
武田航平 前田拳太郎 / 大東駿介
【企 画】 市野直親(東海テレビ)
 【原 作】 「嗤う淑女」 中山七里 (実業之日本社文庫)
 【脚 本】 泉澤陽子 継田淳
 【音 楽】 戸田有里子
 【主題歌】 「Heaven」 琴音 (ビクターエンタテインメント)
 【オープニング曲】 「BLEEDING」 HYDE (ユニバーサル ミュージック)
 【演 出】 松木創(共同テレビ) 淵上正人(共同テレビ) 本間利幸
【プロデューサー】 河角直樹(東海テレビ) 鵜澤龍臣(東海テレビ)
高橋眞智子(共同テレビ)
【制 作】 東海テレビ 共同テレビ

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