「准教授・高槻彰良の推察」を彩る男たち 伊野尾・神宮寺・須賀・吉沢のココがスゴイ!

ドラマ

資料提供=東海テレビ放送

完全記憶力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧/ Hey! Say! JUMP)と
人の嘘がわかる大学生・深町尚哉(神宮寺勇太/ King & Prince)
の凸凹バディによる謎解きミステリー、オトナの土ドラ
『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 Season1』。

ドラマは残すところあと2話。
次回放送の第7話では、尚哉にかけられた孤独の呪いの秘密を知る男が登場。
物語はクライマックスに向け、急激に加速していきます。

そこで今回は、本作を支える4人の男たちにスポットを当て、
それぞれの名シーンをチョイス。No.1シーンをご紹介します。
題して「『准教授・高槻彰良の推察』を彩る男たち」

須賀健太「圧巻の自然なチャラさ! 本作のアドリブリーダー」

※以下『二重括弧』は台本内のセリフ

まずは「めちゃくちゃいい子」「さすがの安定感」と評判の須賀健太演じる難波要一。
難波を演じる須賀は、尚哉の同級生として登場。随所に挟むアドリブが自然すぎて、
「どこまでがセリフで、どこからがアドリブなのかわからない」と話題に。

少しバラしてしまうと、第4話で高槻と対談する女優・更紗(市川由衣)の
ピンク色の服をイジるように尚哉と話すシーンや、
第5話冒頭から約15秒間、学食で1人喋り続けるシーンがアドリブです。

そんな須賀のNo.1シーンは、第2話「わら人形の怪」で陸上部エース・綾音
(山田杏奈)と話した後の『じゃあね、綾音ちゃん。部活がんばってね~』の演技。
その言葉に、綾音役の山田が少し迷惑そうに『ありがと~』と手を振っていましたが、
初めて会話した相手にも即“ちゃん付け”できる難波の
嫌味のないチャラさがよく表れているシーンでした。

次点は「ミステリーと併走する難波の恋愛模様」。
第2話で『飲むチーズケーキ、飲まない?』と誘い、
『何それ~!?』と軽く断られるも第3話ではグループ旅行へ。
そして第5話では見事成就し、お揃いのバンダナをする仲に・・・。
難波と愛美(吉田あかり)の進展具合に注目して見返すのも一興です。

吉沢悠「眉間のシワが醸し出す、大人の男の気迫と説得力」

続いて「出てくるだけで安心感」「年齢重ねてさらにかっこいい」と
主軸の2人を差し置いて「推し」認定する人も出ている、吉沢悠演じる佐々倉健司。

高槻の幼なじみで、危なっかしい高槻を案ずる兄のような佐々倉。
一見クールで強面だけど、内に熱いものを秘めた刑事を演じる吉沢のNo.1は、
第3話「鬼伝説の怪」でのシーン。高槻の背中の“黒い跡”を尚哉に見られた後の顔です。

『これは・・』と驚きの声を発する尚哉を無言で睨む目の奥から
「何も言うな」「誰にも言うな」と佐々倉の心の声が聞こえてくるよう。
一方で、ゴクリと唾を飲み込むところから
「見られてしまった」という焦りも少し感じるような表情をしています。

次点はその後、鬼頭家で寝ている高槻の傍で、
尚哉に『背中のあれ。あれは一体?』と聞かれてビシッと言うシーン。
『それを聞いてどうするつもりだ? 世の中には単なる好奇心で聞いていいことと、
そうじゃないことがあることぐらいわかるよな?』と言うセリフ自体もシビレますが、
吉沢の顔に刻まれたかっこいいシワがより説得力を持たせています。

男性なら「こんなふうに年を重ねたい」と思うだろうし、
女性なら「健ちゃんに叱られたい!」と思う方も多いのでは?
そんな大人な健ちゃんにも“おばけが怖い”という一面が・・・詳しくは第6話を!

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神宮寺勇太「ビジュアル再現度と繊細な“受け”の演技・・・いつしか尚哉の笑顔待ちに?」

「地味」で「陰キャ」だが、「守りたくなる」神宮寺勇太演じる深町尚哉。
SNSでは「深町くん」がトレンド入りするなど公式も予想外の人気です。

神宮寺が第1話で登場した時のあまりの地味さに驚いた人も多いでしょう。
原作のビジュアル再現度という点でも秀逸でしたが、
おどおどした表情や猫背で歩く姿など“孤独を抱える少年”の表現度も高かったです。

加えて、神宮寺が持つ“誠実な人柄を表すような真っ直ぐな声”も
尚哉のモノローグとして最適でした。

基本的に尚哉はリアクションの演技が多いけど、
神宮寺は“人が話している時に何を考えているのかわかる”演技をしています。
そして第5話「呪われた部屋の怪」の、不動産屋を問い詰めるシーンでは、
少し自信がついた尚哉の姿を見せ、孤独からの変化を繊細に演じていました。

尚哉は、歪んだ声を聞いた時以外で表情の変化があまりないからこそ、
目の動きや眉間に寄せるシワなど些細な表情を追って見てしまいます。

第1話で高槻が講義中に描いた「口裂け女」のあまりの“画伯ぶり”に一瞬笑うけど、
誰とも心を通わせないで良いと思っている尚哉は、それ以降笑いません。
そして、いつしか見ている側は「尚哉の笑顔を見たい」
「尚哉が笑顔になると嬉しい」と尚哉の笑顔を待ってしまいます。

第3話「鬼伝説の怪」で富士山を見ながら高槻に『来て良かったでしょ?』と聞かれ、
満更でもないと少し笑顔になる尚哉の様子に、ほっとした方も多いのでは?

そんな神宮寺のNo.1は、第4話「白い服の幽霊の怪」でのシーン。
自宅へ見舞いに来た高槻に『深町君は僕の研究室には必要な人で、
もうお客様じゃないからね』と言われた後の表情です。
台本には「・・・・」としか書かれていませんが、孤独で凍りついた尚哉の心が
少し溶けたようにも見える絶妙な表情を見せています。

伊野尾慧「オトナとクールに不意の可愛さ・・・くるくる変わる表情に目が離せない!」

ラストは主演の伊野尾慧演じる高槻彰良。「高槻先生」もトレンド常連です。
伊野尾の名シーンと言えば、各話に登場する“高槻の謎解明シーン”で、
専門用語を含む長ゼリフをよどみなく喋る姿を誰もが思い浮かべるでしょう。

第2話「わら人形の怪」でのセリフは台本上で300字越え、
第4話「白い服の幽霊の怪」ではそれを上回る500字越え!
上質な3ピーススーツをお洒落に着こなし、理路整然と喋る准教授としての姿は、
間違いなく“オトナ”で“クール”です。

その華麗な演技とともに注目すべきは、“不意に現れる可愛さとのギャップ”。
真剣な表情からの、破顔。怪異に喜々からの、謝罪顔。
尚哉の過去話に涙目からの、無邪気なハグ・・・
と第1話「コックリさんの怪」の中だけでも枚挙に暇がありません。

正直“オトナ”や“クール”は他の人でも表現することはできるかもしれません。
でも上記のギャップは“天性の可愛さ”を持つ彼でなければ成立しないでしょう。

本作は怪異ミステリーの形を取りながらも、描かれているのは現代人が抱える“孤独”。
さまざまな理由から孤独になっている登場人物たちを“柔らかく優しく”救っていく・・・
その物語を動かす要素の1つが“解釈の仕方”であり、もう1つは高槻のキャラクター。
この両輪があってこそ、目が離せない&見続けたくなるドラマに仕上がっています。

そんな伊野尾のNo.1は、第1話で教室の掃除具入れロッカーから
ホコリを付けて出てくるシーン。
あんなドジっ子ぶりを嫌味なく成立させてしまう彼は、まさに“異能”の俳優です。

伊野尾、神宮寺、須賀、吉沢というタイプの違う男たちが奏でる本作も残り2話。
クライマックスへと物語が加速する第7話「四時四十四分の呪いの怪」は9月18日、
いつもより30分遅い24時10分から東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。

過去放送回はFODでチェック!!

◆第7話あらすじ(9/18放送)
“呪い”で記者がケガをした? 千葉県警記者クラブ所属の記者・畑中(森永悠希)、村田(西村直人)、林(大水洋介/ラバーガール)、大野(大朏岳優)らが息抜きで行った“四時四十四分の呪い”のせいで次々に災難に遭っているという。畑中の先輩である佐々倉(吉沢悠)から相談を受けた高槻(伊野尾慧)と尚哉(神宮寺勇太)。だが、県警広報官・遠山宏孝(今井朋彦)との出会いが尚哉の運命を大きく揺り動かすことに。「君は嘘が分かるんじゃないか?」尚哉の秘密を知る男の登場で、事態は思わぬ方向へ動き出し―――
◆番組情報
タイトル:「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察」
放送日時:
Season1 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 9月18日(土)24時10分 放送
Season2 WOWOWプライム・WOWOWオンデマンド 10月10日(日)23時 放送・配信
出演:伊野尾慧 神宮寺勇太 岡田結実 須賀健太 吉沢悠 ほか
Twitter https://twitter.com/tokaitv_dodra
Instagram https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/
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