資料提供=東海テレビ放送
凛々しくも見目麗しい甲冑姿は大地真央。
10月8日スタートの土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』
(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜日23時40分)の主演です。
大女優にして付け髭をここまで物にしてしまうとは、
さすが元・宝塚歌劇団“レジェンド”男役トップスター!
実はこの甲冑、制作陣が本物にこだわり、
福岡県柳川市の大河ドラマ招致委員会が立花家史料館監修の元、
立花城の女城主誾千代をイメージして制作されたものをお借りしました。
制作したのは日本を代表する甲冑師・西岡文夫氏が代表をつとめる西岡甲房。
鍛造、漆工、組紐など細かな技術の粋が極められた逸品です。
「女信長公で!」 必見!“大地デザイン”豪華マント
そして、甲冑の上に羽織っている、大きく立ち上がる襟が特徴的なマントは
「女信長公で行きましょう!」というスタッフの提案を受け、
大地がスタイリストと相談して作ったオリジナルです。
生地はフランス製で、写真では赤く見えるが実は玉虫色。
見る角度によって色が変わります。
大胆なオシャレを好んだと言われている信長公をイメージして、
背中にはヒョウ柄の毛皮をあしらい、信長公の家紋も刺繍してあるとか。
本作プロデューサー・松本が、第2弾を楽しむためのキーワードとして
「信長ハルコ」と明かしていたが、それはこの大地のこととでした。
去年4月に放送され、好評を博したドラマの第2弾。
主人公のアラ還名古屋マダム・中島ハルコ(大地)が
グルメ雑誌編集者・菊池いづみ(松本まりか)を引き連れ、
世の中の悩みを次々と解決していくエンターテインメント作品です。
今度は日本のへそ・岐阜を舞台に大暴れ。
“2度目のハルコ”を演じる大地に、第1弾との違い、
“いづみ”松本との関係はどうなっていくのか聞きました。
「快感!いま私、ハルコだわ」“ハルコさんが降りてくる”瞬間とは
《大地真央インタビュー》
――今までに無い毒舌キャラ・ハルコを演じられての反響はいかがでしたか?
「「元気がもらえた」「スカッとした」という声が多かったです。またハルコさんはいろいろなことができる人で、第1弾では占い師やカーレーサー、ハンターなどさまざまな扮装もさせていただきました。「ハルコさんの七変化がすごく楽しかった」という声もいただきましたね。今の時代、「触らぬ神に~」ということわざのように、他人にはかかわらないことの方が多いのではと思いますが、そんなことお構いなくズバッと言ってしまうハルコさんが面白い、魅力的だと思ってくださる方が多いようです」
――ハルコを演じていて、楽しいと思う点は?
「ハルコさんはとにかく何でも知っていますし、ものすごく喋る人なのでセリフ量も多く大変ですけど、ふっと“ハルコさんが降りてきた”と思える瞬間があったりすると、ハルコさんになり切れたようで楽しいですし、やり甲斐も感じます。
実は先日、刀を持つ撮影が4日間続いた時があり、刀の重さに加えて寸止めするという緊張感もあって、最後の方は腕がパンパンになって、しばらく筋肉痛でした。でも体力勝負なところがかえって「いま私、ハルコだわ」と思ったり(笑)。演じる側にいろんな苦労があってこそ、お客様に楽しんでいただけると思うので、「ハルコなら大丈夫、タフだから」と自分に言い聞かせながら撮影に臨んでいます」
変化してきた“いづみ”との関係性。ダメ出しは「愛情の裏返し」?
――第1弾から変わった点、変わらない点は?
「ズバズバと斬っていくというところは変わらずですが、印象としては今回の方が毒舌にも磨きがかかっています。非常に喜怒哀楽が激しく、怒の部分が多めのハルコですが、今回は“涙もろい”以外の弱点も登場し(笑)、より人間らしい部分も見えてきます。
加えて、いづみとの関係性にも変化があります。ハルコといづみは第1弾の最後で“ぶっちゃけ話”ができたことで、そこから不思議な友情のような、より深い関係が築けている感じがします。いづみに対して「相変わらずダメね」とか「だからいつまでたっても貧乏人なのよ」とかバンバン言っているのですが、第1弾より“言いやすくなっている関係性”こそ、ハルコさんにとって“愛情の裏返し”なんでしょうね」
差し入れセンス抜群の大地 第2弾ではオリジナルTシャツを作成!
――差し入れの際、意識している点は?
「このご時世なので、個包装のものをいくつか差し入れさせていただきましたが、中には「差し入れたい物だけど個包装じゃない、残念!」というものもありました。第1弾同様、今作も「皆さん、この辺でお疲れかな?」というタイミングで、備長炭で焼いたうなぎのお弁当を差し入れさせていただきました。また第2弾にあたっては、オリジナルTシャツを作らせていただきました。ドラマのタイトルロゴをデザインさせていただいて、スタッフとキャストの皆さんにお配りしたのですが、クランクインでスタッフの皆さんが揃って着て下さった時は圧巻でした(笑)」
※スタッフによると、
岐阜県下呂市で撮影中に差し入れいただいたおやつも絶品だったとか。
郡上市名物の豆腐で作った団子で、生麩のような口当たりと上品な甘さで大人気だったそう。
忙しい撮影中に、いつ、どうやってご当地差し入れを探しているのか?
ハルコ七不思議のひとつだ。
大地&松本 夜、同じ香りで寝ている・・・!?
――撮影の合い間、松本さんとはどんな話題を?
「「どこの店が美味しい」とか「どんなコーヒーが好き」といった食べ物の話やアロマの話が多いです。まりかちゃんとは割と好きなことが似ているんです。アロマもそうだし、食べ物はパッケージの裏まで見て、どういう物が入っているかをちゃんと知るというこだわりも。先日は、まりかちゃんに私がお気に入りのアロマをプレゼントしたのですが、朝昼晩と使える3種類の香りがあるので、撮影中もその香りに癒されていますし、夜、寝る時も同じ香りで寝ているんです(笑)」
――視聴者の皆様へ、メッセージをお願いします。
「第2弾の岐阜編では「関市の刃物」や「長良川の鵜飼い」など岐阜の魅力が満載なのはもちろん、私たちキャストもスタッフも確実にパワーアップしています! いろんな角度から楽しめる『最高のオバハン中島ハルコ』を第1弾同様、可愛がっていただけたらと思います。皆様、ぜひご覧ください」
“令和の水戸黄門”が1年ぶりに帰ってくる! 歯に衣着せぬアラ還名古屋マダム・中島ハルコ(大地真央)が、39歳独身グルメ誌編集者・菊池いづみ(松本まりか)らとともに世の悩みや不正を斬り伏せていく。
今度の舞台は日本のへそ・岐阜。刃物の町・関市を訪れたハルコ一行は、刀匠の後継者不足という問題に直面。弟子入り志願のアメリカ人の青年・ロバート(村雨辰剛)を刀匠の清次郎(麿赤兒)は毛嫌いしていて・・・。そんな中、大物政治家・海藤道三(佐野史郎)も登場!金華山を見上げ、怪しく嗤う! ハルコは岐阜を救えるのか? 痛快世直しエンターテインメント第2弾、いよいよ開幕!
【放送日時】2022年10月8日(土)~12月10日(土)
毎週土曜23時40分~24時35分(予定)
【放送回数】全10回(予定)
【原作】林 真理子 『最高のオバハン』シリーズ(文春文庫刊)
(『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』
『最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!』)
【脚本】西荻弓絵(「民王」「妖怪シェアハウス」「本日は大安なり」他)
【音楽】鈴木ヤスヨシ
【主題歌】ENHYPEN「Make the change」(ユニバーサル ミュージック)
【監督】渋谷未来(ジ・アイコン) 金子与志一 山田信義
【企画】市野直親(東海テレビ)
【プロデューサー】松本圭右(東海テレビ)古林都子(ジ・アイコン)
【協力プロデューサー】後藤勝利(東海テレビ)
【制作著作】ジ・アイコン
【制作】東海テレビ