新型コロナウイルスの影響で、お金のやりくりが厳しい方も多いでしょう。
私の場合、国民健康保険料の負担がとても大きいんですね。
特に令和元年度は、1回分の支払いが5万円強になっていました。
しかしコロナの影響で収入が落ちてしまい、支払いが厳しい・・・。
そこで「支払いの猶予」と「保険料の減免」を行い、問題をクリアしました。
その体験談をお届けします。
国民健康保険料の支払いを猶予してもらう
まず保険料の支払いを猶予してもらおうと、区役所の納付推進係に電話してみました。
※納付推進係は、保険料の納付全般について相談を受け付けている係ですが、
自治体によっては名称が異なるかもしれないので、確認してください。
いずれにしても、連絡先は通知書か督促状に明記してあります。
お昼過ぎ頃に電話をかけると、すぐに係の人が出ました。
以下、電話でのやりとり。
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先日、保険料の督促状が届きました。
支払期限は4月末になっていますが、
もう少し支払いを待っていただけませんでしょうか?
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どういったご事情でしょうか?
![](https://muw-side.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
コロナの影響で収入が減ったために、今月中の支払いが厳しいのです。
来月か再来月になれば、払える見通しが立つと思いますが・・・
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わかりました。今、そういったご相談が多いんですよ。
では、記録をしますので、お名前、生年月日、宛名番号
(通知書か督促状に書かれている10桁の数字)を教えてください
そう言われて、名前、生年月日、宛名番号を伝えると、
![](https://muw-side.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-woman.png)
では、記録しましたので、お支払いができるときに納付してください
と言われて、完了しました。
「何月何日までに支払ってください」ということもなく、
「お支払いができるときで結構です」というニュアンスでした。
聞けば、コロナの影響で支払いを猶予してほしいとの相談が多いらしく、
係の人も結構慣れていた様子です。
以前、保険料の分納をお願いしたときは、割と事務的に処理されましたが、
今回、係の人は、とても優しい声で丁寧に対応してくれました。
これも「コロナ効果」なのでしょうか?
ちなみに住民税の場合は、役所の税務課で受け付けてくれます。
保険料と同じような要領で問い合わせればOKです。
国民健康保険料を減免してもらう
2020年の6月頃に、令和2年分の保険料納付書が届いたのですが、ちょうどその頃、
区から「国民健康保険料の減免」のお知らせも郵送されてきました。
それによると、「その年の収入が前年の30%以上減少する見込みの人は、
保険料が一部免除になる」というのです。
私は、コロナウイルスの影響で30%以上減収する見込みだったので、
早速申請することにしました。
申請方法などについては、こちらを参照してください。
申請書をダウンロードして、記入例に従って必要事項を記入し、係まで郵送すればOK。
面倒臭い面談などはなく、書類のやり取りだけで完結します。
私の場合、8月下旬に減免の申請を出して、1か月以内に新しい納付書が届きました。
令和2年度の保険料は当初179,892円だったのですが、
減免を申請したところ、44,631円になりました。
およそ75%減ですから、かなり大きいです。
今、減免の申請を受け付けているのは、令和2年2月1日~令和3年3月31日までに
納期限が設定されている分で、申請の締切は今年の3月31日必着です。
該当する方は、急いで申請しましょう。
まとめ
保険料や税金って、払わずに放置しておくと、何度も催促されますし、
最悪の場合、財産を差し押さえられることもあります。
なので、支払いが厳しい場合は、ただ放っておくのではなく、
1.支払いを猶予してもらう
2.減免の申請をする
のどちらかの方法を使ってみましょう。
要は「今すぐ払うのは厳しい。でも、支払う意志はあります。
無視しているわけではありません」という意志表示をすればよいのです。
特に今は「コロナの影響で・・」と一言言えば、先方もかなり理解してくれます。
まずはアクションを起こしてみましょう。
※国民年金保険料の減免については、こちらから。