ドラマ「おいハンサム!!」出演の高杉真宙インタビュー 「自分中心に世界が動いてる!?」大倉学役について語る

ドラマ

資料提供=東海テレビ放送

全8話の折り返しに突入! 今週土曜に第5話が放送される、
吉田鋼太郎主演の東海テレビ×日本映画放送 共同製作連続ドラマ『おいハンサム!!』。
令和によみがえった昭和なオヤジ・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と、男を見る目がない三姉妹、
由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)、全てを包み込む母(MEGUMI)
の伊藤家が織り成す「恋」と「家族」と「ゴハン」の物語です。

個性的な登場人物の中でも「回を重ねる毎にゾワゾワが増す」と
と評判の大倉学役を演じているのが高杉真宙。
合コンで出会った三女の美香が「爽やかなハイスペック男子!」と付き合うも
“スパルタ発言”が次々出て来て、さぁ大変・・・
そんな学役をどのように捉え、演じているのか?
共演者とのエピソードや「家族と恋の思い出ご飯」を聞いてみました。

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「これまでやったことのない役」に挑戦 武田玲奈との共演エピソードも

<高杉真宙インタビュー>

――東海テレビ制作のドラマは約7年ぶりですが、オファーを受けての感想は?
「めちゃくちゃうれしかったですね。いろんな作品を経験して今の僕がありますが、中でも色濃く印象に残っているのが2015年に主演を務めさせてもらった『明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~(※)』でした。実は最近引っ越しをしまして、片付けをしていた時にその台本が出てきたんです。それを見返しながら「懐かしいな」と思っていた矢先にこのお話をいただいたので、ご縁を感じましたし、「成長できている姿を見せられたらいいな」と思いました」
※2015年6-7月期、東海テレビ・フジテレビ系「昼の帯ドラマ」。
高杉真宙は東海テレビ昼ドラでは男性として単独最年少主演となった。

――演じる大倉学とは、どんな役ですか?
「第4話まで見てくださった方はお気づきの通り(笑)、僕が演じる学さんは一見すごく爽やかで微笑みの多い男性ですが、実は「自分中心に世界が動いている」と思っているような自己中心的なルールを作って生きている人です。めちゃくちゃ自分に素直な人なんですけど、その素直さが鼻につくというか(笑)。でも僕としては、これまでやったことのない役なので、現場でいろいろと試しながら演じています。
その一つが、“微笑んでいても目ははっきり開けない”こと。あと僕の年齢より5~6歳上のエリートサラリーマンという役柄なので、“普段よりも声は低く、喋り方はゆっくり”にしています。“半目”も“喋り方”も僕が勝手にやっていることですが、まだ監督から怒られていないのでそのまま行こうと思ってます(笑)。監督からは台本には載っていない学さんのバックボーンに関していろいろな説明がありまして。たとえば「第一志望の大学には落ちています」みたいな、そういう細かい裏付けを聞くのは面白かったですね」

――恋人・美香役の武田玲奈さんの印象は?
「武田さんは僕より一つ年下ですけど、武田さんの方が大人で、話していてもすごく落ち着いている印象ですね。一緒にお芝居をしていても“間とテンポ”というものが気持ちよくリズムとして取れる方なので、とてもやりやすかったです」

――武田さんとの印象的な現場エピソードは?
「第4話で登場する“2人で見た映画の感想を言う”というシーンですけど、撮影当日に映画の設定が変わってセリフも変わったんですね。最初の設定では『斬られる時ホントーに痛い感じしたよね』という感想が『ファイナルビームで反撃された時ホントーに痛い感じしたよね』に変わっていて、「ビーム!? 全然違うジャンルの映画になったな」って。そういう細かい設定の変化は面白くて良かったんですけど、急なセリフの変更に「武田さん、即対応できてスゴイな。僕だったらテンパって大変だよ!」って思いながら見ていましたね」

第5話も学は「皆さんの期待を裏切ることなく動いてくれる」!?

――本作は「家族と恋と食の物語」ですが、ご自身の「家族との思い出ご飯」とは?
「冬で言えば鍋ですね。福岡出身なので家では鶏肉を使った水炊きが多かったんですが、僕、春菊が苦手なんですよ。でも母親と次男が春菊好きで、自分たちが食べたいから絶対入れてくるんです。幼い頃の食事でいろんなことを決める権利って母親にあるじゃないですか。だから僕が「春菊苦手」と言っても「除ければいいじゃん」と言われて。「でも匂いはするから」っていうやりとりが毎回ある、そんな家族団欒の鍋ですね(笑)」

――では次は恋とからめて、「思い出の恋メシ・恋スイーツ」は?
「福岡にいた中学1年の時、唯一デートで出かけた場所が映画館。と言っても友達10人以上とグループデートとも呼べないような大人数で、『ROOKIES』を見ることになりまして。面白かったんですが、ポップコーンを食べてジュースを飲みながら見ていたら、最後の1時間ぐらいずっと「トイレに行きたい」ってなって……。でも途中を見逃すのが嫌で行かなかったために、映画の内容はもちろん、どうやって家に帰ったのかも覚えていないんです。だから今でも映画館でポップコーンを買うと、それを思い出して毎回「トイレ行こう」ってなるんですよ(笑)」

――最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。
「第5話で学さんは結婚のために動き始めますが、ある意味、皆さんの期待を裏切ることなく動いてくれますので、美香さんが学さんとどうやって付き合っていくのか、また学さんの行く末にも注目してもらいたいです。家族のお話でもあり、温かいゴハンの話も出てくる『おいハンサム!!』は笑って温かい気持ちになれるドラマです。見た後に「明日、実家に帰ろう」とか「翌朝、家族に“おはよう”ってちゃんと挨拶しよう」と思える作品になっていますので、ぜひ楽しんで見てもらえたらうれしいです」

◆第5話あらすじ(2/5放送)
部下をねぎらうため焼き肉をご馳走する源太郎(吉田鋼太郎)は、「焼肉と白いゴハン」問題に突き当たる。夫・大輔(桐山漣)と関係修復できない次女・里香(佐久間由衣)は「冷やし中華男」と出会う。長女・由香(木南晴夏)も立ち寄ったバーで思わぬ出会いをするが、その一部始終を大森(浜野謙太)に目撃されていた。学(高杉真宙)にプロポーズされた三女・美香(武田玲奈)は、なぜか別れたユウジ(須藤蓮)を想い出す。そしてやってきた美香の学の実家訪問。それは美香や伊藤家にとって衝撃的な体験で……。
※「漣」のしんにょうは点ひとつ
◆番組情報
【放送日時】 2022 年 1 月 8 日(土)~2 月 26 日(土)
毎週土曜 23 時 40 分~24 時 35 分 全 8 回(予定)
【企 画】 市野直親(東海テレビ)
【原 作】 伊藤理佐 『おいピータン!!』『おいおいピータン!!』(講談社「Kiss」連載)/ Special Thanks:『渡る世間はオヤジばかり』(講談社 KissKC 所載)、
『チューネン娘。』(祥伝社フィールコミックス)、
『あさって朝子さん』(マガジンハウス)
【脚本・演出】 山口雅俊(ヒント)
【エグゼクティブプロデューサー】 宮川朋之(日本映画放送)
【プロデューサー】 山口雅俊(ヒント) 遠山圭介(東海テレビ)
塚田洋子(日本映画放送) 藤井理子(日本映画放送) 森正文(ヒント)
【製 作】東海テレビ 日本映画放送Twitter https://twitter.com/tokaitv_dodra
Instagram https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/

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