土ドラ「僕の大好きな妻!」出演の落合モトキ、「純度100%」の夫婦役に挑戦中!

ドラマ

資料提供=東海テレビ放送

6月4日にスタートした百田夏菜子主演の土ドラ『僕の大好きな妻!』
(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分)。
発達障害と診断された妻・北山知花(百田夏菜子)と夫の悟(落合モトキ)が
前向きに生きるささやかな日常を描いたラブストーリーです。

「発達障害」であることが分かったことで、様々な問題が表面化してくる中、
お互いに思い合い、安らげる存在となっている知花と悟。
しかし、今週放送の第2話では知花が結婚指輪をなくしたことで、
二人の気持ちにすれ違いが生じることに…。

そんな知花の夫・悟を演じるのが注目の俳優、落合モトキ。
初代「おっさんずラブ」で田中圭の相手役になるなど、演技派の若手俳優だが、
意外にもこれだけ真っ直ぐな青年の役は初めてという。
そんな彼に、役どころやドラマについて話を聞きました。

百田さんの前では『忙しい』なんて言えない(笑)


――役のオファーをもらったときの感想は?

「知花と悟のような「純度100パーセント」の夫婦役は初めてなので、そこは楽しみだなと思いました。それと、このドラマでは大人の発達障害が大きなテーマ。全体としては明るく楽しく見ていただける内容ですが、テーマとしては深いんですね。そこはきちんと向き合っていかなければいけないし、実際にテレビの向こうで当事者の方が見てくださっているということを、いつも意識しながら演じています。あまり暗くならずに、いつも知花の背中を支えていられるようなポジションでいたいですね」

――百田夏菜子さんの印象は?
「テレビなどで10年くらい前からずっと見ていた方なので、「あ、お会いできるんだ」というのが最初の感想です。実際に撮影が始まって百田さんが現場に入ってこられると、パッと雰囲気が変わりますよね。現場全体の士気も一気に上がるような気がします。役の上で悟は知花を支えるような存在だけど、現場では百田さんがいることでとても助かっています。というか、いつも助けられています。今回のドラマで百田さんは撮影シーンが多いんですけれど、なおかつ「ももクロ」のツアーも並行して行われているので。彼女の前では「撮影で忙しい」なんて、とても言えません(笑)」

アシスタントは四きょうだい 落合は次男のはずが!?

――漫画家のアシスタントの役でもありますが、演じてみての感想は?
「ネーム書き(構成を考えてコマ割りを決めたり、セリフを考える作業)など、想像以上にやることの多い職業ですよね。しかも、ペンと紙と自分のアイデアだけを使って、ゼロから1を作り出す職業なわけで、それってやっぱりスゴイなって思いました。漫画家のアシスタント役は今回が初めてです。ドラマでのアシスタントのメンバーも皆初めてなので、空き時間にペンを握ってカリカリと練習して撮影に臨んでいます。やっぱり分かっている人が見たときに「全然できてないじゃん」と思われないよう、プロに見えるように。自分自身でも漫画はよく読みます。好きなのは主人公が成長していく漫画で、石塚真一さんの『BLUE GIANT』が特にお気に入りです」

――漫画工房の皆さんや、撮影現場の雰囲気は?
「とても楽しい現場です! みんないい人だし。野村萬坊役の小倉久寛さんがお父さんで、アシスタント仲間は四きょうだいという感じですね。徳重聡さんが一番上のお兄さん。結城モエさんと古川毅くんは役の上でも実際も年下なので、僕が演じる悟は次男というポジションだと思うんですけど、演じていて「もしかすると自分が末っ子かも…」と感じる瞬間が結構あります。皆が心配してくれたり、手を差し伸べてくれる場面も多いので(笑)」

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もし結婚指輪をなくされたら……自分だったらネタにします(笑)

――知花と悟のような夫婦関係は?
「すごく憧れますよね。でも、悟のようになれるかなぁ。僕自身は一人になりたい時もあるので、あれだけ人と接することのできる悟はすごいなぁと思います。自分の理想としては、趣味の合う人がいいですね。それと、必要なときにそばにいてくれる人がいいんじゃないかと思います」

――知花が“結婚指輪”をなくしてしまいますが、もし落合さんなら、どんな対応を?
「そもそも、自分が結婚指輪を買うのかどうかさえイメージできないんですが、もし買ったとして悟のようになくされてしまったら……。これはもう「ネタ」にするしかないですね。「いやぁ、奥さんに結婚指輪をなくされちゃってさ!」みたいな感じで。「ちゃんと怒る」というのも考えたんだけど、やっぱり怒れないですよね、さすがに。結婚指輪って、まさに夫婦の愛を形にしたモノ。でも、その愛の形をなくされたとしても、それがすべてではないと思います」

――落合さんにとっての「安らげる存在」とは?
「猫です! 自宅で二匹飼っています。どちらも雑種で、「バンバン」と「チューちゃん」と名付けました。色は白黒とグレーで、休日は彼らと遊んでいますね。床に寝ていると、そっと寄ってきたりして。「予期せぬタイミングの猫」ほど、テンションの上がるサプライズはありません。僕の帰宅を待っていてくれる、安らげる存在です。ドラマを見ていただくと分かるのですが、実は北山家は猫を飼ってはいないけど“猫グッズ”が多いんです。最終回までに猫を飼うことにならないかな。そこは乞うご期待ですね(笑)」

――これからの見どころは?
「知花が発達障害と分かり、第2話からはいろいろなことに夫婦で向き合っていくことになります。そんな二人の成長が、このドラマの見どころの一つだと思います。できないことは悪いことではないし、できなくて当然ということもあるじゃないですか。それを踏まえた上で、周囲を巻き込みながら成長していく二人を温かく見守っていただけたら。
土曜の夜に一人で見てもらうのもいいんですが、誰かと見るのも想いを共有できて楽しいんじゃないでしょうか。それと、もし喧嘩をしている最中のご夫婦だったら、これを見て仲良くなってもらいたいですね。「言いたいことはちゃんと言おう」とか「喧嘩をするのも、仲良くするため」みたいなメッセージを、このドラマを通じて見ている皆さんに伝えていきたいですね」

◆ものがたり◆
贈られたばかりの結婚指輪をなくしてしまった知花(百田夏菜子)。発達障害の特性のせいだと気にしないつもりの悟(落合モトキ)だったが、気持ちはモヤモヤ。知花も悟の本心を気にしてモヤモヤモヤ……。そこに悟の同僚・河口(古川毅)が転がり込んできて大騒動に。同棲中の彼女・綾菜(阿部純子)とケンカしたというが、河口の自分勝手な言い分に漫画工房の佐竹(徳重聡)、ゆみ(結城モエ)は総スカンで。人の気持ちを理解するのは難しい!
「愛の試練」の第二話!
◆出演者◆
百田夏菜子(ももいろクローバーZ) 落合モトキ 徳重聡 結城モエ 古川毅 /
 雛形あきこ 中田喜子 小倉久寛◆放送概要◆
【放送日時】 2022年6月4日(土)~7月23日(土)毎週土曜23時40分~24時35分
【放送回数】 全8話(予定)
【原  作】ナナトエリ・亀山聡「僕の妻は発達障害」
(新潮社 月刊コミックバンチ連載中)
【企  画】市野直親(東海テレビ)
【主題歌】「なんとなく最低な日々」 ももいろクローバーZ (EVIL LINE RECORDS)
【脚  本】池谷雅生、畑中みゆき 他
【音  楽】信澤宣明、HAL
【演  出】天野千尋、阿部雄一、倉木義典、畑中みゆき
【プロデューサー】中頭千廣(東海テレビ) 松本圭右(東海テレビ)
小俣絵梨(アップサイド) 浦井孝行(アップサイド)
【制  作】東海テレビ  アップサイド

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