土ドラ「嗤う淑女」クランクアップレポート 内田理央と松井玲奈の激“アツ”過ぎる「悪女」バトルの裏側とは!?

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資料提供=東海テレビ放送

内田理央が演じる稀代の悪女・蒲生美智留が美貌と天才的な話術で人の欲望を刺激し、次々と地獄へと陥れていく震撼のサイコサスペンス、土ドラ「嗤う淑女」(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。いよいよ9/21に最終回を迎える。

9/14に放送された第8話では、マインドコントロールが解け覚醒した野々宮恭子(松井玲奈)と美智留がお互いに殺そうと恭子の弟・弘樹(前田拳太郎)を奪い合い、全面対決!
そして長年に渡って続いた二人の因縁は、美智留に洗脳された弘樹が恭子を殺害するという衝撃のクライマックスを迎えた。しかし恭子の顔がフェイスパックで見えていなかったことから、SNS上では《本当に恭子は死んだのか?》《たぶん恭子はまだ生きている》《美智留と恭子が入れ替わっているのでは?》など、様々な憶測を呼びファンは推察で盛り上がっている。

「悪女」VS「悪女」の白熱バトル! クランクアップリポート

実は恭子の実家である廃棄物処理場でのシーンで、「嗤う淑女」はクランクアップを迎えた。時は記録的な猛暑が続いた7月末に遡る。陽が沈んでも30度を超える、うだるような暑さの中、撮影された最後のシーンは第7話のクライマックス。マインドコントロールから覚醒した恭子が美智留を実家の廃棄物処理場の作業場に呼びつけ、今まで溜まっていた想いと共に美智留をボコボコにするという「嗤う淑女」のクランクアップに相応しい激“アツ”な対決シーンだ。そんな対決シーンについてクランクアップ前日に収録した土ドラジオ「嗤わない淑女」では・・・

内田 ヤバイよ!明日は地獄デーよ!全員が大変!“アツ”いよ!
松井 最後にここを撮るんだ!?という驚きがある。仲が悪くなったらどうしようって。
内田 そういうシーンよね。ピリピリ系!

と、最後の対決シーンに対する不安や心配を口にしていた。
そして迎えたクランクアップ当日。

廃棄物処理場内のうず高く積まれたゴミ山をバックに「嗤う淑女」史上最も激“アツ”な美智留と恭子の対決シーンの撮影がスタート。これまで大人しかった恭子が感情を爆発させ、剝き出しの怒りで美智留に迫る。松井玲奈の演技の幅に驚かされるとともに、迫真の演技により一瞬で現場に緊張感が張り詰める。「カット!」がかかっても感情の昂りを抑えられない様子の松井は、感情をコントロールするために自分の内側へと意識を集中する様子が印象的だった。

続いては恭子が美智留を強烈にビンタするシーンへ。撮影前のテストで動きの確認をするとビンタの叩き方が浅いと、監督から演技指導が入る松井。うまく手の動きを表現できない松井を見て、ビンタ上手の内田が恭子のポジションに移動し、体を使って“実演”する一幕も。そして松井は何度かテイクを重ねるうちにコツを掴んだのか、ようやくきれいなビンタが決まり、「OK!」が出るやいなや、抱き合う二人。作品上は憎しみ合う二人だが、プライベートでは親友という二人の一緒に最後のシーンを乗り越えようという絆が垣間見えた瞬間だった。

そして最後は、ビンタされ倒れ込んだ美智留に恭子が蹴りを入れるシーンへ。松井は蹴りの指導を受けるが、これまたあまり演じたことのない動作に苦戦している様子。監督と一緒にモニターで演技を確認しながら撮影を重ねていく。一方、内田も蹴りを受ける演技を何度も細かく確認しながら撮影していく。そして、その視線は物陰から二人を覗いていた恭子の弟・弘樹へと向けられる。汗ばみながら、まさしく体当たりの演技が続き・・・。ついに「はい、カット! OK!」という声がかかると同時に、内田と松井はお互いを称え合うかのように抱き合った。夜遅くになっても30度を超える夏の暑さに負けない激“アツ”なクランクアップだった。

全ての撮影を終えて、前田は「すごく学ぶことがたくさんありました。まさか最後のクランクアップもお二人と同じシーンで終われると思っていなかったので、すごく嬉しいです」と素直な気持ちを述べた。また松井は「今日演じることができたのは、内田理央ちゃんのお陰です。本当にありがとうございます」と親友の内田に感謝の気持ちを伝えた。そして内田は「この1カ月は悪女の役としても、主演としても、このセリフ量としても結構チャレンジしたことがたくさんありました。ここまで無事に完走できたのは玲奈ちゃん、そして松木監督やスタッフのみなさんのお陰が本当に大きいです。本当にありがとうございました」と俳優として、座長としてやりきった表情を見せ、感謝と労いの言葉を伝えた。そして最後に内田が「今度はセリフの文字数でギャラを決めて欲しい!」と冗談を飛ばすと、真剣な雰囲気が一転、現場は笑いに包まれた。

「嗤う淑女」は9/21、いよいよ最終回(第9話)を迎える。刑事・麻生による執念の捜査が実を結んでついに被告となった美智留を裁く最終決戦、“悪女裁判”が開かれる。裁判所を舞台に、これまで美智留に地獄に落とされた人々が検察側の証人として続々登場する。「討論番組で負けた相手を刺殺した言論界の論破系ヒーロー 神崎ドグマ(宮田俊哉)」、「捏造記事を書き続け、ついには心神喪失状態にまで陥った週刊誌記者 武田良平(武田航平)」、「実の姉である恭子を殺害した弟の弘樹」…。悪女の前に立ち塞がり、彼らが証言する美智留の真実とは――。

内田も「ゲストのみなさんの芝居合戦が素晴らしすぎた!」と絶賛する裁判シーン。美智留に下される判決は果たしていかに? 最後の最後まで“大どんでん返し”が起こる、予測不能な驚愕の展開に目が離せない。

実力派俳優 袴田吉彦、無罪を主張する美智留の弁護士を熱演!

最終回で無罪を主張する美智留の弁護士・宝来兼人として登場するのが実力派俳優・袴田吉彦だ。軽快なトークを売りに、派手な格好でテレビにたびたび出演していた宝来の元に、複数の事件で殺人などの罪に問われている美智留から弁護のオファーが入る。世間が大注目する事件を担当することで、一気に知名度アップを狙うが、裁判を前に美智留からある衝撃の告白を受けることに・・・。その外見が「ドラゴン星川」の再来だと、既にSNS上でも話題になっている袴田の登場でどんな展開を見せるのか、注目だ。

【役どころ】 宝来兼人 美智留の弁護士

【袴田吉彦 コメント】
「久しぶりの弁護士役で、しかも稀代の悪女・蒲生美智留の弁護士とあって緊張感ある撮影の中、アップ(終了)と言われた瞬間、一気に緊張が解け、笑顔に満ちあふれた気がします。放送を毎話見ているうちに美智留と恭子の関係性にはどんどん引き寄せられていき、結末・展開が分かっていても最終話が待ち遠しいです。最後までどんでん返しが続きますので、是非最後の最後まで、美智留の「怖さ」を楽しんでください!」

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内田理央と松井玲奈の今だから話せる“やらかしちゃった”シーン!

9/21の最終回「嗤う淑女」に先駆けて、9/16に配信された、ドラマを別角度で楽しめるスペシャルラジオコンテンツ「土ドラジオ 嗤わない淑女」。プライベートでも仲良しな内田理央と松井玲奈がドラマにちなんだテーマの元、ドラマの魅力や裏話、またそれにまつわるプライベートな話などを自由に、ゆる~くトーク。今回は最終回をより深く楽しむために、ズバリ「最終回」をテーマにしたトークの中から一部をピックアップ。

今だから話せる”やらかしちゃった”シーンは?
口がどうしても開いちゃったよね(松井)
やりすぎです、ちょっと顔がヤバイんで…みたいな(笑)(内田)

松井 第6話の一芝居打つところ?「あ〜や〜ま〜れ〜!」っていうシーン。
内田 玲奈ちんが松井玲奈を出してきたところね〜。
松井 それまで恭子は大人しくしていたのに、急に松井玲奈になって泣き叫んで…。
内田 あそこは事前にどれくらいの芝居をするのかという話を実はしていたんだよね。劇中劇みたいな芝居だったから、深く考えずに楽しくやろうって。その時、私が韓国ドラマにハマっていて、その韓国ドラマがめちゃくちゃ激しい芝居が特徴的だったの。泣き叫んで倒れるみたいな。
松井 すごかったんだよね。女優さんがカメラを手持ちでグルグル回りながら、泣き叫んで倒れる(笑)。
内田 この話をちょうど玲奈ちんにしていて。もうこのくらいやっちゃう? チャンバラみたいな感じで(笑)。
松井 やったら面白いねって。
内田 だから余計に私たちも燃えちゃってね、韓国スイッチが入っちゃった。
松井 撮影前のテストでやった時も監督さんたちがすごく喜んで笑ってくれたから良かったと思った。
内田 あの「あ〜や〜ま〜れ〜!」のシーン、実は自分の太ももを自分の手でバシバシ叩きすぎて、次の日から10日間くらい内出血で、まるで脂肪吸引したみたいな。もうダウンタイムレベルの真っ青でした。
松井 (笑)。お芝居している時はアドレナリンが出ているから全然痛くないし、自分の体だから制御しなくてもいいと思っちゃうよね。
内田 そうそう。音を出したかったから結構強めに叩いていたら、もうダウンタイムだよ(笑)。松井 もうきれいに治った?
内田 はい、もう大丈夫です。あとあの時、私はすごく変な顔をして芝居をしていたから、スタッフさんに「それ、本番はやめましょう。やりすぎです。ちょっと顔がヤバイんで」みたいな(笑)。
松井 相手の言ったことに対して「それは言い過ぎですよ!」と指をさす時、口がどうしても開いちゃったよね(笑)。
内田 「口が開きすぎですので、口を閉じましょう」って言われて口を閉じたのよ。
松井 あれ、本当に可愛かったの(笑)。絶対に口が開いちゃうから。
内田 絶対、開いちゃうのよ!

内田理央と松井玲奈が語る、最終回の見どころ 

内田 いろんなことの振り返りや美智留が捕まるのか? それとも捕まらないのか? というハラハラドキドキがかなり含まれているので、考察してきた方にとっては、その答え合わせになるんじゃないかと思います。それこそ何度か見ないとわからないパターンもあるよね。
松井 私は裁判シーン。理央ちんから「本当に裁判シーンが面白すぎる。みんなの芝居合戦が素晴らしい」という連絡があったから、一視聴者として芝居合戦を見るのが楽しみです。
内田 最終回はいろんな方が登場します。その一人一人のお芝居の熱量が高いこと高いこと。お芝居がめちゃくちゃ面白くて素晴らしかったので、それを映像でみなさんにぜひ見てほしいです。

土ドラジオ 嗤わない淑女

◆配信媒体
YouTube東海テレビ公式チャンネル
https://www.youtube.com/@tokaitvbroadcasting
Locipo https://locipo.jp/

◆番組内容
土ドラ「嗤う淑女」に出演する内田理央と松井玲奈がパーソナリティーとなり、
ドラマにちなんだテーマについて自由にトークします!
■#9テーマ「最終回」 配信中
※#1~#8も配信中 すべて9/28(土)まで

第9話ストーリー

刑事の麻生(大東駿介)の執念の捜査により、ついに殺人などの疑いで逮捕された美智留(内田理央)。「稀代の悪女」による犯行とマスメディアが騒ぎ立てる中、日本中が注目する裁判がついに幕をあける。美智留が依頼した弁護士・宝来(袴田吉彦)は真っ向から無罪を主張。それに対し検察は、神崎ドグマ(宮田俊哉)をはじめ、これまで美智留によって地獄に堕とされた人々を証人として呼ぶ。しかし、証人たちの口から語られたのは、検察が全く予期しなかった美智留に向けられた異常な言葉の数々だった。そして、予想外の展開を見せる裁判はさらなる衝撃の結末へと向かっていく。果たして美智留を待ち受けるのは地獄か、それとも・・・。

放送概要

【タイトル】「嗤う淑女」
【放送日時】2024年7月27日(土)~9月21日(土)予定<全9話>
毎週土曜日23時40分~24時35分 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
【出演】内田理央 松井玲奈
内藤秀一郎 / 小島藤子 青木さやか 宮田俊哉 円井わん 武田航平 前田拳太郎
袴田吉彦 / 大東駿介
【企画】市野直親(東海テレビ)
【原作】「嗤う淑女」 中山七里 (実業之日本社文庫)
【脚本】泉澤陽子 継田淳
【音楽】戸田有里子
【主題歌】「Heaven」 琴音 (ビクターエンタテインメント)
【オープニング曲】 「BLEEDING」 HYDE (ユニバーサル ミュージック)
【演出】松木創(共同テレビ) 淵上正人(共同テレビ)  本間利幸
【プロデューサー】 河角直樹(東海テレビ) 鵜澤龍臣(東海テレビ)
高橋眞智子(共同テレビ)
【制作】東海テレビ 共同テレビ

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