「2025秋冬ネタマッチ合同記者発表会」が7/24、COREDO室町テラスにて開催されました。この日は、多くの食品メーカーや自治体などがイチ押し商品をマスコミ向けに発表。その中で、石川県の食品メーカー・スギヨのイチ押し商品が優れモノだったので、ここで紹介します。
1972年に世界で初めてカニカマを作った会社として知られるスギヨが、50年以上のカニカマ作りのノウハウを結集して作り上げた最高傑作「香り箱 極」です。
もう見た目から、カニカマというよりはカニの身そのもの。ズワイガニのオス、メスそれぞれを研究し、メスの繊細な繊維と上品な味わい、オスの食べ応え、旨みの両方を良いとこ取り。本物のカニと同様、約0.6mmの細さの繊維がすり身で再現されていて、これを葉脈状に束ねることで、食べた時のほくれやすさを演出しているそうです(開発にはかなり手間がかかってそう)
一口食べると、ジューシーでプリプリした食感と旨みが口に広がり、カニ独自のみずみずしさや香りまで見事に再現!! もはや従来のカニカマとは別格の「究極のカニカマ」ですね。
ほとんどカニなのですが、よく味わってみると、かまぼこらしさも若干感じられます。
カニが苦手な人でも食べやすく、中には「カニよりもこっちの方が好き」と言う人もいるかも。
もちろんサラダやバター醤油焼きなどアレンジメニューもよいですが、まずはそのまま食べて本来の味を楽しみたいところです。
もう一つは、うなぎの身の食感、焼き具合、香り、皮までこだわりぬいた、うなぎの蒲焼き風かまぼこ「うな蒲ちゃん」。うなぎの蒲焼きの特徴である、脂のとろっとした食感や、身や皮の色合いを再現するために、本物のうなぎの理化学成分を分析して作られたとか。全部すり身で作られているので、小骨がなくて安心。また本物のうなぎに比べて、カロリーは2/3、脂質は半分に抑えられているので、とてもヘルシー!!
食べてみると、食感は若干かまぼこっぽさがあるものの(←とはいえ、本物うなぎの再現性はかなり高い)、味や風味は蒲焼きそのもの。付属のタレもかなり濃厚で、市販の「蒲焼きのタレ」よりも美味しいかも。ご飯の上に「うな蒲ちゃん」を数切れ乗せて、タレをかけて食べてみると……こりゃ、ほとんど、うな丼です!
今、物価高騰で、なかなか本物のうなぎが買えない、でもうな丼が食べたい……そんな方は、とりあえず「うな蒲丼」を食べるとかなり満足できる、というくらいの一品です。「本物のうなぎは匂いが苦手」という方なら、むしろ「うな蒲ちゃん」の方がずっと美味しく感じるかもしれません。
「ネタマッチ」では、この他にも、さまざまな商品が紹介されていました。
さとの雪食品は、豆腐ベースのスイーツ「とうふスイーツ」で参戦。
「ガトーショコラ」「抹茶ショコラ」「黒ごまショコラ」が紹介されました。
創業70年の老舗・モンテールでは、期間限定の「ルマンド風エクレア」や
新商品「おもちで包んだロール・あんこ&ホイップ」が紹介されました。