「最高のオバハン～」”そこに愛がある” 愛知ロケでの㊙エピソード

資料提供=東海テレビ放送

名古屋出身の毒舌スーパーレディ・中島ハルコ（大地真央）が、
世の悩みや不正を忖度ナシの毒舌でバッサリ斬り倒していく痛快ストーリー、
オトナの土ドラ「最高のオバハン 中島ハルコ」。

ドラマもいよいよ終盤、５／22には愛知県額田郡幸田町を舞台に、
町おこしグルメイベントで盛り上がる第7話が放送されます。
今回は、その幸田町をメインに、愛知ロケのエピソードの数々をお届けします。

大地＆松本が「これまでのロケ人生で一番！」と絶賛のロケ弁！

「最オバ」に登場する「幸田町」は実存する町で、
実はロケ誘致に積極的な自治体だそうです。
３年前から土ドラチームとロケ実現に向けて調整していましたが、
愛知を舞台にした今作で、ついに大規模な連ドラロケが実現しました。

幸田町の職員さんたちは撮影スタッフとともにクランクイン前から
ロケ場所などを選定。クランクイン後もほぼ専属スタッフとして愛知ロケに帯同し、
エキストラの調整やスタッフ用の弁当の手配など、
まさに「最オバ」チームの一員として作品に愛を注ぎ込んでいました。

中でもロケ弁は、大地真央さん、松本まりかさんともに絶賛する一品！
特に地元名産の「夢やまびこ豚（とん）」はスタッフも何度もお世話になったとか。
そのロケ弁がコチラ「OMOTENASHI」と「OMOTENASHI Do～n」！
おしながきに加え、「本日も撮影お疲れ様」の言葉に、
「こんなに愛のこもったロケ弁は初めて」とスタッフ一同も癒されていました。

パッケージも鮮やかなロケ弁について、幸田町役場の方に話を聞くと、
「２年前に農林水産祭内閣総理大臣賞を受賞した豚肉で、
インスタ映えするロケ弁を作ろうと、商工会議所のメンバーで半年かけて開発しました」
とのこと。その甲斐あって大地さん、松本さんともに
「おいしいし、キレイ。これまでのロケ人生で一番！」と感嘆の声を。

幸田町の人たちが、ドラマ撮影に全面協力

ドラマの７、８話は幸田町を舞台にした物語。
その中には100人以上の町民がエキストラとして参加するイベントシーンもあり、
そこでも町が全面協力を。感染症対策を含め、万全の態勢で撮影隊を支えました。

すでに放送された６話では、雨降らしのシーンで地元の消防団も撮影に参加。
消防用ホースで大規模な雨を降らせるなど、東京では予算や撮影場所の関係で
絶対にできない本格的な撮影を、幸田町で実現させました。

昨今、地方でのドラマ撮影が多くなってきている背景には、
2004年前後から各都市でロケ誘致を進めるフィルムコミッションが増えたことと、
マンネリ化したロケーションから脱却したい制作サイドの思いがあります。
地方都市と組むことで、予算を抑えながら、視聴者に見たことのない景色や
食べ物を見せられ、それが各都市にとっても観光誘致の起爆剤に・・・。
ドラマ界にとっても、地方都市との連携が将来を支える鍵となるかもしれません。

松本まりか、ゴージャスなホテル生活を堪能！

後日、松本さんに愛知の印象について聞いてみると、

「美味しいもの、いっぱいありますよね。でもやっぱり、ひつまぶしが好き！　だってウナギの味が全然違いますもん。それに今回お弁当（＝ロケ弁）が本当に美味しいんです。こんな美味しい、そして愛情がこもっているお弁当は見たことがないぐらい。すごいあったかい気持ちになるし、頑張ろうって思いますね。幸田町の方々にすごくサポートしていただいて、あと蒲郡の方々も。蒲郡ってリゾート地なんですね。ほとんど寝るだけしか帰っていないのですが、今回とっても良いホテル(※)を用意していただいて。自分の家より広い（部屋な）んで、こんなところで長い間過ごせるっていいなって。温泉もあるし、もう本当に最高です！　とにかくゴージャスだし、装飾がヨーロピアン！　名古屋って何となくきらびやかなイメージはあったんですけど、ここまでだとは思ってなくて、すごい楽しいです」
※蒲郡クラシックホテル。第1話でハルコといづみの主従関係が生まれた!? ホテルのロケ地。

と、撮影の合間も愛知を堪能したようです。
第７話で登場する愛知・豊橋の鴨農家では、早朝からの撮影の中、
自身のインスタ用に写真をパチリ。
幸田町でも名産の筆柿やイチゴに舌鼓を打ちながら、
タイトなスケジュールの撮影を乗り切っていました。

また大地さんは、以前インタビューでこんな話をしていました。

「すべて愛がないとできないことじゃないかなと思うんですよね。やっぱり作品づくりにしても、みんなが一致団結して、愛があるから良い作品を作ろうっていう気持ちになれる。ちょっと（スケジュールが）キツくて寝不足だとしてもね(笑)」

本作の愛知ロケで全面協力してくれた幸田町と蒲郡市、
繁華街なのに寛大にロケ協力してくれたオアシス21や大須商店街ほか多数・・・
キャスト、スタッフとも、地元の人たちの愛を感じて
撮影に取り組んでいたことでしょう。

注目の第７話は「ハルコVSリトルハルコ」対決！

５／22放送の第７話では、その笑顔と料理の腕でいづみの心と胃袋を
ガッツリつかんだイタリアンシェフ・沢田健介役の平岡祐太さん、
その沢田の後輩で、グルメイベントの企画運営をする大石瑛太役の武田航平さん、
そして、決め台詞も態度もまるでハルコなイベント会社社長・青柳小夜子役の
NANAさんが登場！ 「ハルコVSリトルハルコ」のガチンコ対決が勃発します。

無敵のハルコに最大のピンチが訪れるという・・・絶対に見逃せない第７話。
その前に、第６話をもう一度見たい！ または見逃した！ という方はＦＯＤへ！

◆第７話あらすじ（５／22放送）
ハルコ（大地真央）にライバル出現!?　決めゼリフも態度もまるでハルコなイベント会社社長・青柳小夜子（NANA）が登場！　ハルコVSリトルハルコの無敵対決が勃発!?　一方、いづみ（松本まりか）はイケメンシェフ・沢田健介（平岡祐太）に胃袋もハートもつかまれ、沢田の後輩・大石瑛太（武田航平）とともに沢田の地元・愛知県幸田町の町おこしを手伝うことに。そんな中、怪しい男たちがハルコといづみに迫る。無敵のハルコに最大のピンチ到来!?