「2025秋冬ネタマッチ合同記者発表会」が7/24、COREDO室町テラスにて開催されました。この日は、16の食品メーカーがイチ押し商品をマスコミ向けに紹介しました。その中で、石川県の食品メーカー・スギヨのイチ押し商品が優れモノだったので、ここで紹介します。
世界で初めてカニカマを作った会社として知られるスギヨが、30年以上のカニカマ作りのノウハウを結集して作り上げた最高傑作「香り箱」。
もう見た目から、カニカマというよりはカニの身そのもの。本物のカニと同様、約0.6mmの細さの繊維がすり身で再現されていて、これを葉脈状に束ねることで、食べた時のほくれやすさを演出しています。(開発にはかなり手間がかかってそう)
一口食べると、ジューシーでプリプリした食感と濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。
もはや従来のカニカマとは別格の、「究極のカニカマ」ですね。
ほとんどカニですが、よく味わってみると、かまぼこらしさも若干感じられます。
カニが苦手な人でも食べやすく、中には「カニよりもこっちの方が好き」と言う人もいるかも。
もちろんサラダやバター醤油焼きなどアレンジメニューもよいですが、まずはそのまま食べて本来の味を楽しみたいところです。
もう一つは、うなぎの蒲焼きをかまぼこで再現した「うな蒲ちゃん」。うなぎの蒲焼きの特徴である、脂のとろっとした食感や、身や皮の色合いを再現するために、本物のうなぎの理化学成分を分析してのだとか。すり身で作られているので、小骨がなくて安心。さらに脂分も使用していないので、とてもヘルシーです。
食べてみると、食感は多少かまぼこっぽさがあるものの(←とはいえ、本物うなぎの再現性はかなり高い)、味や風味は蒲焼きそのもの。パックに付いているタレもかなり濃厚。スーパーで売っている「蒲焼きのタレ」よりも美味しいです。ご飯の上に「うな蒲ちゃん」を数切れ乗せて、タレをかけて食べてみると……こりゃ、ほとんどうなぎの蒲焼きです!
今、物価高騰で、なかなか本物のうなぎが買えない、でもうな丼が食べたい……そんな方は、とりあえず「うな蒲丼」を食べるとかなり満足できる、というくらいの一品です。「本物のうなぎは匂いが苦手」という方なら、むしろ「うな蒲ちゃん」の方がずっと美味しく感じるかもしれません。
「ネタマッチ」では、この他にも、さまざまな商品が紹介されていました。次回以降も期待したいです。