「最高のオバハン中島ハルコ」最終章に真飛聖、渡辺正行が出演決定　「その女、ジルバ」との共通点とは!?

資料提供=東海テレビ放送

大地真央主演の痛快エンターテインメント『最高のオバハン中島ハルコ』。
最終章となる９、１０話のゲストとして、真飛聖、渡辺正行が出演します。

真飛は同枠で2021年1月～３月に放送された『その女、ジルバ』にも出演。
池脇千鶴、江口のりこの同僚役で、都会を離れ地元に戻るOLの心情を丁寧に演じました。
今回は舞台となる岐阜県飛騨市の市役所職員で、娘を育てるシングルマザーの役だとか。

渡辺が演じるのは同市の市長役。IR招致をめぐり、自然と開発についての問題を
真正面から切り込むストーリーになるそうです。

「ハルコ」と「ジルバ」は姉妹のような作品!?

二人の衣装合わせが行われたのは、9月中旬。
衣装合わせ会場に真飛が現れると、その凛とした佇まいと芯のある凛々しい顔立ちに、
監督は「台本のイメージ通りというか、それ以上ですね！」と早くも太鼓判！

クライマックスとなる9、10話は都会と地方の格差もドラマのテーマになっていて、
真飛演じる市の職員・桃田里恵役には地元に根差した芯の強さが必要でした。
そんな中、プロデューサーからは「その女、ジルバ」との共通点の話が・・・。
「『最高のオバハン中島ハルコ』と『その女、ジルバ』は、
実は同じテーマを真逆のアプローチで描いている姉妹のような作品。
『ジルバ』が悩める女性の背中をやさしく包み込むような物語になっているのに対して、
『ハルコ』は背中をガツンと叩いてくれる物語。
同じ根っこなので、安心してハルコの世界に飛びこんでほしい」

同プロデューサーは「ジルバ」も担当しており、
「ジルバのみかちゃん（真飛が演じたOL：村木みか）が地元に戻ったら里恵になる。
そんなイメージで演じていただければ」という珍妙な依頼に、
「なるほど！」と真面目に応える真飛の真摯な姿が印象的でした。

さすがリーダー　ベテランだからこその空気づくり！

一方、渡辺は同枠の出演は初。登場するや否や、
「映像は不慣れだから何でも言ってね」と監督、スタッフに困り顔で告げ、
スタッフの爆笑をさらうと和気あいあいの雰囲気の中、衣装合わせが進められました。

長年、舞台で活躍している大ベテランの渡辺は、現場でも大活躍だったとか。
とあるシーンで、地元のエキストラの子供たちと大縄跳びをする時、
コミカルなシーンにしたい監督の意向をくみ、
率先して子供たちに演技指導をしてくれました。

「このタイミングでおじさんが「〇〇」っていうから、そしたらこういう表情で・・・」
さすがはコント赤信号のリーダー。笑いのポイント、コントの間、
芝居の妙が体に染みついているからこそのわかりやすい演技指導に、
子供たちの芝居も一変。本番は見事一発でOKとなりました。
ちなみに渡辺の「〇〇」のセリフは、往年のファン必見の渡辺の持ちギャグ!!
ぜひ放送で確認しましょう。

真飛と言えば、宝塚歌劇団出身。尊敬する大先輩・大地主演の
ドラマからのオファーということで、出演を即決したとのこと。
大地の舞台も何度も見ていたそうで、大地との念願の共演に目を輝かせていました。
そのことを大地に伝えると、大地は「ドラマでもよく見かけていたので
共演は私もとても楽しみにしていました」とコメント。

クライマックスへ向け盛り上がりを見せる『最高のオバハン中島ハルコ』。
宝塚パワーとベテランパワーで、さらに盛り上がること間違いなし！