土ドラ「最高のオバハン中島ハルコ」“イケオジ”飯田基祐インタビュー 大地が美しすぎて号泣!?

ドラマ

資料提供=東海テレビ放送

10/8にスタートした大地真央主演・土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』
(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜日23時40分)。
第1話では刃物の町・関市で刀匠の後継者不足問題を解決した、
大地演じる主人公・中島ハルコ。
前作を上回る毒舌&ぶっとび展開に、SNSで歓喜の声が挙がっています。

このドラマは昨年4月に放送され、“令和の水戸黄門”と話題をさらった
痛快世直しエンターテインメント。
第2弾では、日本のへそ・岐阜県を舞台に大暴れします。

今回は、本作からレギュラーに加わった名バイプレイヤー飯田基祐にインタビュー。
飯田が演じる土岐正和(とき・まさかず)という役について、
新レギュラーから見た“ハルコの世界”や大地との岐阜エピソードなどを聞きました。

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“令和の水戸黄門シーン”に衝撃! 実は出演を狙っていた?

《飯田基祐インタビュー》

――オファーを受けた時の感想を教えてください。
「第1弾の放送で、大地真央さんが合田雅吏さんと蕨野友也さんを両脇に従え成敗するシーンを見た時に、「何なんだ、このドラマは!?」と衝撃を受けました。「こういうドラマに出られたら楽しいだろうな」とずっと思っていたので、オファーが来た時、本当にうれしかったです」

――台本を読んだ感想は?
「読んだ時点では、そのハチャメチャさに「そんな馬鹿な!」と感じたストーリーも、実際に大地さんが演じると、品の良さとキャラクターですんなり受け入れられてしまう。そういったことを分かって書かれている台本なのだ、と現場に入ってからしみじみ思いましたね」

――実際“ハルコの世界”に入られた感想は?
「前作から続くレギュラー陣の役割分担がハッキリしていたので、すんなりとその世界に入ることができました。スタッフの方々も含め、温かく迎え入れてくださり、感謝しております」

大地の美しさに「本番中、何度も見とれる」!?

――土岐正和とは、どのような役ですか?
「土岐は刀鍛冶の家柄で、地場産業として代々続く土岐刃物という会社の社長。時代の流れとともに消えて行く伝統文化に心を痛めていて、そういうツレがいると「少しでも守ることができたら」とハルコさんに何かと助けを乞います。自身の会社も長引く不況にあえいでいた時、ハルコさんに何度も助けられた過去があるため、ハルコさんに心酔しているんです」

――主演の大地さん、助演の松本さんとの共演について。
「お2人とも初共演です。大地さんは想像していた何百倍もお綺麗で、本番中なのに何度も見とれてしまいました。そして、松本さんの可愛らしい脱力感は、ご一緒していると平和な気持ちになれました。そんなお2人の演技を見ていると「最高のキャスティングだ!」と思わずにはいられませんでしたね」

幼少時代の思い出の場所がロケ地に

――岐阜の思い出&岐阜ロケでのエピソードについて。
「実は私の父が岐阜出身で、子どもの頃は夏休みによく鵜飼いを見に連れて来てもらっていました。明日放送の第2話は、鵜飼いがテーマで、“ハルコさんや土岐たちが舌鼓を打つ料亭のシーン”として登場するロケ地が、まさに子どもの頃に泊まった宿だったので、あまりの偶然にビックリ! 「思い出の場所で仕事ができるなんて!」とうれしかったですね。少し時間があったので、近くにあった父の実家に行ってみたのですが、今は駐車場になっていて、そこから見上げた岐阜城は、見覚えのある景色のようで、しばし郷愁に浸ってしまいました。
 岐阜での一番のエピソードは、第1話で“土岐がハルコさんに助けてもらった過去を回想するシーン”での撮影時。長良川に佇む大地さんのお姿が感涙しそうなほどお美しく・・・私は一生忘れることはないでしょう。ご一緒できた私は本当に幸せ者でございます」

――視聴者の皆様へ、メッセージをお願いします。
「何かとストレスを抱えることの多い今の世の中、ハルコさんの表裏のないズバッとした物言いが、皆さんを痛快な気分にさせてくれること間違いなし! 『最高のオバハン中島ハルコ』を見て、スッキリした気分で最高の日曜日をお迎えください」

五平餅、黒からあげ、鮎菓子…岐阜グルメが満載!

本作は町おこし的な作りも魅力のひとつ。
前作では、ドラマ内で取り上げた特産品やご当地銘菓が話題となり、
ある名古屋おやつは完売騒ぎになったほど。
今作でも、各話でご当地グルメが登場予定。
今回は、第1話で登場した岐阜グルメ3点をご紹介します。

1つめは、ハルコクリニック「秘密の小部屋」と呼ばれる豪華な休憩室でのシーンから。
ハルコに「でらうみゃ~がね」と言わしめたものが、
岐阜県ほか中部地方の山間部に伝わる郷土名物「五平餅(ごへいもち)」。
うるち米を潰して串に巻き付け、タレをつけて焼いたもの。
山仕事の人たちが木の切れ端に飯を握り付けて焚き火で焼いたのが始まりとも、
名前は神様に捧げる御幣(ごへい)から来ているとも言われています。
味噌や醤油ダレの香ばしさが絶品です。

2つめは、ハルコの部屋でのシーンから。
ハルコがいづみに「年増女がやってはいけない四か条」を突き付けた後、
見た目の黒さに「黒っ!」と驚きながら頬張っていたのが、関市名物「黒からあげ」。
その黒さは、揚げ衣に“関市特産の椎茸”と“海の幸ひじき”の粉末を使うため。
見た目からは想像できないほど繊細な味で、“山と海の2つの旨み”が口の中に広がるとか。

3つめもハルコの部屋。
叱られたいづみが、ワインのお供に食べていたのが、
長良川の若鮎をイメージして作られたという「鮎菓子」。
県内の様々な店で売られ、基本はカステラ生地の中に求肥やあんこ。
最近では餡が多様化し、大きさも5cm程から手の平サイズまで、
鮎の表情やヒレを施す焼き印なども店ごとに異なるという。
面白いのは「鮎菓子を模した雑貨」も多種存在すること。

第2話から、いづみが働く編集部内の某所に鮎菓子雑貨も登場します。
ちなみに、第2話のテーマとなる長良川鵜飼は、
岐阜市の長良川で毎年5月11日から10月15日までの間、
中秋の名月と増水時を除いて毎夜行われる国の重要無形民俗文化財。
鵜匠(うしょう)と呼ばれる人間が、鵜という水鳥を巧みに操って鮎を獲るその漁は、
遊覧船で間近で観ることもできます。
かがり火のなか行われる幽玄な光景や詳しい歴史はドラマ内でお楽しみください。

【第2話あらすじ】
刃物の町・関市の刀匠を救ったハルコ(大地真央)。その御礼にと土岐刃物社長・土岐正和(飯田基祐)から鵜飼い鑑賞に招待され、いづみ(松本まりか)らと共に長良川へ。そこで土岐から、四十代続く鵜匠の家系の鵜飼栄一(山田明郷)が、息子の一路(冨田佳輔)に継がせることを諦めたとの悲報が。栄一に事情を聞くと、その背景には一路の婚約者・立木咲里(北原里英)とサロン経営者の由莉耶(LINA)が深く関係していた。鵜匠VSエシカル女子!・・・果たして、鵜匠絶滅の危機を救うことができるのか?
《番組情報》
【出演】大地真央 松本まりか 合田雅吏 蕨野友也 飯田基祐 今野浩喜 佐野史郎
【2話ゲスト】山田明郷 北原里英 冨田佳輔 LINA
【放送日時】2022年10月15日(土)23時40分~24時35分
【原作】林 真理子 『最高のオバハン』シリーズ(文春文庫刊)
(『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』
『最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!』)
【脚本】西荻弓絵
【音楽】鈴木ヤスヨシ
【主題歌】ENHYPEN「Make the change」(ユニバーサル ミュージック)
【オープニング】大橋ちっぽけ「ソリスト」(ユニバーサル ミュージック)
【監督】渋谷未来(ジ・アイコン) 金子与志一 山田信義
【プロデューサー】松本圭右(東海テレビ) 古林都子(ジ・アイコン)
【制作著作】ジ・アイコン
【制作】東海テレビ

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