資料提供=東海テレビ放送
完全記憶力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧/ Hey! Say! JUMP)と
人の嘘がわかる大学生・深町尚哉(神宮寺勇太/ King & Prince)の
凸凹バディによる謎解きミステリー、オトナの土ドラ
『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 Season1』。
残すところあと2話。
次回の7話では、人間の悪意が暴走。さらに尚哉にかけられた“孤独の呪い”の謎、
高槻の過去の秘密も明らかになり、クライマックスに向け急速に加速していきます。
物語は、千葉県警記者クラブ所属の記者・畑中(森永悠希)を含む4人の記者が、
軽い遊びでやった“四時四十四分の呪い”から話が始まる。
そのせいで次々と災難が起こる事態に怯えた畑中が、
高校剣道部の先輩・佐々倉(吉沢悠)を通じて高槻に相談。
尚哉とともに話を聞くと、畑中の言葉は一か所だけ歪んで聞こえて・・・。
番組P曰く「男だらけの第7話」のキーパーソン・畑中を演じる森永悠希に
役どころや撮影エピソードを聞いてみました。
「使い走りされそうな感じ・・・弱っぽく演じています(笑)」
<森永悠希インタビュー>
――畑中健吾という役について教えてください。
「畑中は千葉県警記者クラブに所属する新聞記者。年齢がひと回りほど離れていますが、先輩である佐々倉さんが母校の高校剣道部にOBとして指導に来たことから親しくなり、先輩を頼って相談にきた後輩という設定です。
畑中は基本的にナイーブで、集団の中にいたら“よく使い走りにされそうな感じ”という印象を受けたので、弱っぽく演じています(笑)。衣装合わせの時に監督が「大の大人が心霊現象のようなものを信じるところに信憑性を持たせたい」と仰っていたので、精神的に繊細な感じの人の方が信じ込みやすいのかなと思い、デリケートに演じています」
――畑中とご自身で、似ている点・似ていない点は?
「僕自身はそこまでデリケートではないと思いますし、何かを引きずって考えることもほとんどないです。「仕方がない」と割り切って考えることが多いので、スイッチングするように気持ちを切り替えられます。
でも呪いや都市伝説は信じる方です。この世に説明できない何かがあってもいいんじゃないかと思っているので、畑中が呪いに怯える気持ちがすごくよくわかります。あんな風に説明のつかないことがいきなり目の前に現れて、何度も続いたら何かにすがりたくなりますよ! それが何かがわからないから、自分がとりあえずわかる“呪い”という形にして、そのせいにしておこうと考えるんですよね、きっと」
柔らかい雰囲気の伊野尾、天然の神宮寺!?
――伊野尾さんとの共演経験は?
「伊野尾さんとは初共演です。もともと“すごく柔らかい雰囲気を持った方”という印象がありましたが、実際お会いしても印象は変わらず、うれしく思いました。本作では、台本の中の高槻先生と伊野尾さんご自身のキャラクターがうまく混ざり合って、とても魅力的ですよね。オトナでクールな中に“オカルト大好き”みたいな一面が、一緒にセリフを交わしていて楽しかったです。
伊野尾さんは、座長として現場のスタッフさんにも声をよくかけていらっしゃる姿が印象的でした。僕自身、現場で声を出すことを一番大事にしているので、率先してやってくださる方が現場にいることで雰囲気も明るくなり、士気も全然違いますね!」
――神宮寺さんについては、いかがですか?
「神宮寺さんも初共演ですが、周囲の方が“天然”という印象を話されていたので「どのぐらいのレベルなのか?」と気になっていました。というのも、芸能界って割と天然の方が多いような・・・僕も人のこと言えないんですけど(笑)。
先日、撮影の合間に神宮寺さんが他の共演者の方たちと話していた時に「病は気から」という言葉を「気は病から」と仰って。それがあまりにも自然だったので誰も気づかなかったんですね。でも直後に「ん?」となって「違うよ~!」と総ツッコミ! それに対して神宮寺さんが「僕も自然すぎてスルーしちゃいました」と明るく仰って。僕が思っていた以上に天然でしたが(笑)、同時にその素直さに「素敵な方だな」と思いました」
――7、8話のキーパーソン遠山役・今井朋彦さんの印象もお願いします。
「今井さんも初共演です。衣装合わせの時に、遠山と畑中の関係性を説明する中で、監督が「とにかく今井さんには不気味な感じで演じていただこうと思っている」と仰っていたので、どういう感じで来られるのかとすごく楽しみにしていました。現場での今井さんは「この人は悪い人なのかどうなのか」といった“正体のわからない不気味さ”を絶妙に演じていらっしゃったので、僕も畑中として“完全に恐れる”ことができ、今井さんのおかげで畑中の恐怖に、より現実味を増させていただきましたね」
森永の“異能”は「機嫌が悪い人を察知するのが異常に早い」
――本作の「異能を持つ凸凹バディ」にかけて、ご自身の“人より優れた才能”とは?
「危機察知能力みたいなものはあるかも知れないです。たとえば、行こうとしていた場所で何かあったとか、そこに前日までいたとかよくあります。
あと、機嫌が悪い人を察知するのが異常に早いんですよ(笑)! 体がザワっとして「なんか嫌だ!」と思って周囲を見回すと「あの人、絶対機嫌が悪い。今日はノータッチにしよう」とわかる。これ、特技です。僕は4歳から芸能界にいて、この感覚を自覚したのは中高生ぐらい。僕自身が怒られたり不機嫌な人と一緒にいるのが苦手で、誰かが怒られているのを見ると、こっちが「ごめんなさい」って気持ちになるので、それを避けたいという思いが強くてこの力が身についたのかも・・・。ちなみに今日の現場は大丈夫でした。もし現場で僕がフラっと歩いてきたら、逃げてきた方向にそういう人がいるかも知れません(笑)」
――視聴者へのメッセージをお願いします。
「第7話全体で言いますと、登場人物たちのいろいろな秘密が明かされる面白さがあるので、そこを楽しみにしていただきたいです。畑中的に言うと、視聴者の皆さんの中にも怪異という不思議な現象に遭った方・信じている方、逆に「そんな現象は信じない」といろいろな方がいらっしゃると思います。ですが、第7話では、不思議な現象を素直に信じてしまう畑中の目線に立ってドラマを見てもらえると、より内容を楽しんでいただけると思います。ぜひ畑中目線でご覧ください!」
最終回に向け、大きな展開を見せる第7話「四時四十四分の怪」は、
いつもより30分遅い24時10分から放送(東海テレビ・フジテレビ系)。
ピュアな都市伝説の第6話「図書館のマリエさんの怪」を惜しくも見逃した方、
もう一度見たい方は、FODへ!
“呪い”で記者がケガをした? 千葉県警記者クラブ所属の記者・畑中(森永悠希)、村田(西村直人)、林(大水洋介/ラバーガール)、大野(大朏岳優)らが息抜きで行った“四時四十四分の呪い”のせいで次々に災難に遭っているという。畑中の先輩である佐々倉(吉沢悠)から相談を受けた高槻(伊野尾慧)と尚哉(神宮寺勇太)。だが、県警広報官・遠山宏孝(今井朋彦)との出会いが尚哉の運命を大きく揺り動かすことに。「君は嘘が分かるんじゃないか?」尚哉の秘密を知る男の登場で、事態は思わぬ方向へ動き出し―――。
タイトル:「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察」
放送日時:
Season1 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 9月18日(土)24時10分 放送
Season2 WOWOWプライム・WOWOWオンデマンド 10月10日(日)23時 放送・配信
出演:伊野尾慧 神宮寺勇太 岡田結実 須賀健太 吉沢悠 ほか
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