資料提供=東海テレビ放送
『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察』が
8/7より放送スタートします。
”異能“を持った准教授と“孤独”を抱えた大学生の目線を通じて、人とつながることの大切さを描く、重厚なヒューマンミステリー。Season1では、それぞれのエピソードを1話完結の物語で展開。「コックリさん」「不幸の手紙」など、誰もが耳にしたことがある怪異現象や都市伝説にまつわる事件の裏に隠された誰かの孤独とその救済を描くことで、人と人の「つながり」がもたらす希望を描き出します。
準教授=伊野尾慧、学生=神宮寺勇太が凸凹バディ役に!?
完全記憶能力を持った大学准教授・高槻彰良役は、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧。彼の連ドラ主演はA.B.C-Z の戸塚祥太とW主演だった「トーキョーエイリアンブラザーズ」以来3年ぶりで、単独主演は初めて。34 歳と実年齢(30 歳)より上の設定で、しかも教職ということで大人の雰囲気の演技に挑戦します。
一方、高槻とバディを組むことになる地味な大学生・深町尚哉を演じる、King & Prince 神宮寺勇太は3年ぶりの連ドラ出演。今回は怪異を経験し“嘘”が分かるようになってしまったために“孤独”を抱える青年に挑戦。普段のキラキラオーラを封印した神宮寺の姿に現場では「尚哉にしか見えない」との声も多く上がっています。
キャスト
青和大学文学部の准教授。学校の怪談や都市伝説、地方の伝承などを扱う『民俗学』を専門にしている。『隣のハナシ』という様々な怪異現象や都市伝説を募ったサイトを運営しており、そこに持ち込まれる不思議な事件の解決に乗り出す。「怪異」に触れると理性が吹っ飛び、常識的な大人の対応ができなくなる残念な一面がある。見たものを全て一瞬で覚えられる完全記憶能力の持ち主。極度の方向音痴でもある。
「連続ドラマで初の単独主演という依頼に、すごく驚きました。皆さんに愛していただける作品になるように頑張りたいと思います。
僕が演じる高槻彰良が、いろんな事件を解決していくのですが、単純に推理するというより、心の中というか、人の気持ちをひも解きながら解決に導いていくので、すごく難しい役だと思います。監督さんやプロデューサーさんの思いを聞きながら、キャラクターを作っていきたいです。
神宮寺くんとは、これまであまり話す機会がなかったので、ドラマの仕事でガッツリ組むことができて楽しみです。天然なのかなと勝手に思っていますが、これだけ長期間1つの作品に向き合ったら、自然と仲良くなるんじゃないかなと思っています。
まだまだ大変な世の中で、ここ1年2年で、寂しい思いや辛い思いをした方々が、たくさんいらっしゃると思います。でも解釈の仕方でポジティブになれることもあると思います。このドラマを見て 『こういう解釈の仕方もあるんだ』とか『こんなことで悩んでいるけれど、こういう風に解釈したら頑張れるかもしれない、心が楽になるかもしれない』など参考にしていただけたらいいなと思います。ドラマを見てホっとして、リフレッシュしていただける、素敵な作品になるよう頑張ります!」
青和大学文学部の新入生。10歳の時に不思議な体験をして以来、他人が嘘を見抜けるようになってしまった。そのことが尚哉を孤独に追いやることに。常にイヤホンをして人の声を遮断し、他人に対しては踏み込まず、踏み込ませず距離感で接する。たまたま受けた講義で高槻と知り合い、怪異事件の解決を手伝うことに。
「飛び跳ねるくらいにうれしくて、早く台本をいただけないかなとワクワクしていました。 尚哉は特殊な能力を持っていて、ナイーブな感情の持ち主なので、繊細に表現することを意 識して臨みたいと思います。セリフに込められた尚哉の気持ちなどを深く考え、一つ一つの尚哉の感情を大切にしながら、芝居を楽しみたいと思っています。
伊野尾くんは、人見知りなのかなと思っていたのですが、僕の方が人見知りしていたんじゃないかと思うぐらい、すごく話しかけてくれます。もっと会話が弾み、会話のキャッチボールがパンパンできるように、そういった面も伊野尾くんから学びたいなと思いました。長い期間撮影させていただくので、仲良くなれるのを楽しみにしています。
ドラマはミステリーですが、人とのつながりも描いた作品です。本当に今は大変な時期で、心に何かモヤモヤしたものを持って過ごしている方も多いと思います。尚哉も心の中に大きなものを抱えていますが、高槻准教授に出会ったことで人生が変わっていきます。このドラマを見て、皆さんのモヤモヤが晴れて、少しでもハッピーな気持ちに、そして明日の活力になったらいいなと思っています。がんばります!」
澤村御影の大人気小説を初の映像化!
原作は澤村御影の「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(角川文庫)。完全記憶能力を持った民俗学の准教授・高槻彰良と、過去に怪異を経験したことで嘘が分かる能力を手にしてしまった大学生・深町尚哉の凸凹バディが「コックリさん」や「神隠し」といった怪異事件の謎に挑む異色の民俗学ミステリーだ。2018 年に第1巻が刊行され、現在 6 巻を重ねる大人気シリーズで、2020年にはコミカライズも。澤村御影作品としても初の映像化となる。
「『准教授・高槻彰良の推察』は、ありとあらゆる巡り合わせが良い作品です。担当編集に恵まれ、イラストレーターさんに恵まれ、デザイナーさんに恵まれ、漫画家さんに恵まれ、読者様に恵まれ、本当に多くの方に愛していただいて、大人気シリーズと呼ばれるほどにまでなることができました。でも、まさかドラマ化の運まで引き寄せるとは、正直な話、全く思っていませんでした。
最初に『ドラマ化の話がきています』と言われたときには、きっと実現しないんだろうなと思って『わかりました、一旦忘れます!』と元気よく返したくらいです(笑)。それなのに、気がついたらすごい方々でキャスティングが決まり、シリーズ構成案や脚本が届き、半分くらいしか実感のないままそれらをチェックする日々が始まり……ようやく八割ほどの実感を得たのが、完成稿の脚本の一ページめに原作として自分の名前を見たときでした。うわあ、本当にドラマになるんですね! あらためてびっくりです!
きっと初回放送日には、私の実感も十割に達するのではないかと思います。どうかドラマも多くの方に愛していただけますように。きっと良いものになると信じております」
8年前のある出来事で、人の嘘が分かるようになってしまった尚哉(神宮寺勇太)。人が嘘をつくと、その声がゆがみ、奇妙な音になって聞こえてしまうのだ。その能力ゆえに、尚哉は親しい親しい人間を作ることなく、孤独を抱えて生きてきた。大学生になった尚哉は、何となく受講した「民俗学Ⅱ」のイケメン准教授・高槻(伊野尾慧)に興味を持つ。高槻の言葉にだけは「ウソ」が全くなく、その声は心地よく耳に届いたのだ。
そんなある日、近所の小学校で「コックリさん」を巡る怪異事件が起きる。世の中の怪異現象にしか興味のない高槻は「素晴らしい!」とテンションを上げ、尚哉はなぜか高槻の助手として謎を追うことに。コックリさんの他、女学生アスリートにかけられた藁人形と針の呪い、撮影現場に現れる女の幽霊、声優志望の女性に憑いた黒い髪の毛の謎など、高槻のもとには様々な怪異の相談が舞い込んでくる。果たして本物の怪異は存在するのか、それとも事件の裏には誰かの切実な思いが隠されているのか……。完全記憶能力を持つ准教授と、嘘が分かる孤独な少年の凸凹バディが送るヒューマンミステリーの幕が上がる!
【原作】 澤村 御影『准教授・高槻彰良の推察』シリーズ(角川文庫/KADOKAWA)
【脚本】 藤井 清美、伊藤 崇
【音楽】 信澤 宜明
【監督】 池澤 辰也、守下 敏行、室井 岳人
【チーフプロデューサー】 市野 直親(東海テレビ)、青木 泰憲(WOWOW)
【プロデューサー】 松本 圭右(東海テレビ)、遠山 圭介(東海テレビ)、
高江洲 義貴(WOWOW)、黒沢 淳(テレパック)、近見 哲平(テレパック)
【制作協力】 テレパック
【 製 作 】 東海テレビ/WOWOW