資料提供=東海テレビ放送
81万3千部を突破したベストセラー小説が原作の土ドラ「三千円の使いかた」。
次回はついに最終話。
翔平(葉山奨之)からのプロポーズを一旦白紙に戻した美帆(葵わかな)。
そんな彼女に翔平から「自分が手がけたポスターが展示されるので、ぜひ見て欲しい」と
メールが届く。二人の関係はどうなるのか?
そして、美帆の目標である一軒家の購入は?
ドラマの撮影現場では、終盤になるとキャストが一人、二人とクランクアップしていき、最後は静かにオールアップ(全編撮影終了)を迎えることが多いです。
でも「三千円の使いかた」では、ホーム“マネー”ドラマらしく、
家族みんなで仲良くクランクアップとなりました。
今回は、そんなキャストのクランクアップ時のコメントと、
ドラマのタイトルにちなんで「あなたが考える、三千円の最適な使いかたは?」
という問いに対する答えをまとめてお届けします。
この日、御厨家と沼田家の対面シーンで一足早くクランクアップとなったのは、
真帆役の山崎紘菜と太陽役の堀井新太。
山崎紘菜「本当なら御厨家のみんなと一緒にクランクアップを迎えたかった…」
●山崎紘菜コメント
「キャストの皆さんが本当の家族のように接してくださったお陰で、居心地の良い、とても温かい日々を過ごすことができました。何よりこの「三千円の使いかた」というチームの、大きなファミリーの一員になれたことをとても光栄に思います。皆さんと一緒にクランクアップを迎えたかったので名残り惜しいのですが・・。完走まであと少し。頑張ってください」
★山崎紘菜の「三千円の使いかた」は?
「食べることが好きで、食べることイコール幸せなので、ごはん一択です。好きなカフェや気になるレストランに行きたいです。やっぱりお金は、自分が幸せになるために使いたいですよね」
堀井新太「真帆と佐帆に引っ張ってもらった毎日でした」
●堀井新太コメント
「本当に素敵な環境で、僕は真帆と佐帆と一緒のシーンが多かったんですが、あの二人は「天才」なので、僕はただ付いていくだけというか、お芝居を引っ張ってもらいました。そして監督からいただいたいろいろなアドバイスも、演技に活かせたのではないかと思います。ありがとうございました」
★堀井新太の「三千円の使いかた」は?
「あまり物を買わないので、これと言った使いみちはないのですが・・。ただ競馬が好きなので、使う予定のない三千円があったら競馬に使うかもしれませんね」
そして真帆と太陽のクランクアップから数時間後、
いよいよオールアップの瞬間がやって来ました。
最後のシーンの撮影で監督から「はい! オッケー」の声がかかると、
舞台となった御厨家のリビングにスタッフがなだれ込みます。
監督たちからキャストに花束が渡され、拍手の音が響きわたりました。
葉山奨之「両親が霧島れいかさんと川瀬陽太さんで本当に良かった」
●葉山奨之コメント
「翔平は自分自身がこれまで経験したことがないような役柄で、苦戦し、皆さんにご迷惑をおかけしたと思います。でも今は翔平を演じることができて、翔平に出逢えて、とても良かった、楽しかったということですね。そして加奈子と栄太が霧島れいかさんと川瀬陽太さんで、本当に良かったと思います」
★葉山奨之の「三千円の使いかた」は?
「翔平もそうだと思うんですが、その時に必要だと思うことに使います。「三千円の使いかたで人生が決まる」というセリフがとにかく印象的で、自分もきちんと考えようと思いました」
利重剛「ドラマの後半になるとセリフも増えて、撮影もより楽しく」
●利重剛コメント
「すごく楽しくて、もう終わってしまうのが寂しいですね。理想的な大家族で、この先ずっとこの家族でいられたらいいのになって思いました。最初の頃は「うん」と「あぁ」しか言えなかったのですが、後半になると話すシーンも増えてきて、より楽しくなりました。あとはオンエアを楽しみにしています。ありがとうございました」
★利重剛の「三千円の使いかた」は?
「映画が好きなので、昔に見た映画のDVDを月に一本くらい購入しているんです。毎月だいたい三千円に収まる範囲なので、それが自分にとっての最適な「三千円の使いかた」かな」
森尾由美「たのしく“ブチ切れ”させていただきました(笑)」
●森尾由美コメント
「ありがとうございました。原作を読んだ時に、もしドラマ化されたら智子役をやりたいなぁと思っていたので、実際に演じることができて本当に嬉しかったです。ドラマの中では、楽しく「ブチ切れ」させていただきました(笑)。オンエアを楽しみにしております。お疲れさまでした」
★森尾由美の「三千円の使いかた」は?
「子どもや孫のために、ちょっとしたものを買ったり、食事に行ったりすることに使いますね。最近は自分のためというよりも、下の世代にお金を使うことがうれしいんですよね」
中尾ミエ「琴子は自分そのもの。撮影が終わって唯一の心残りは・・」
●中尾ミエコメント
「自分のままのような役だったので、非常にやりやすかったです。実は人の名前を覚えるのが苦手なんですが、この作品に関しては初日から役名をちゃんと覚えていたくらい、楽しい現場でした。この御厨家の撮影現場に来るのも楽しくてね。唯一の心残りは、この近くの中華料理屋さんにボトルをキープしたままってことかな。(スタッフに)誰か飲んじゃっても構わないわよ」
★中尾ミエの「三千円の使いかた」は?
「「しっかり吟味して買った物は、何十年経ってもまだ手元にある」という琴子の台詞があるんですが、自分の考えも全く同じで「貯金をしていいものを買う」。コレですね」
葵わかな「多くのシーンに共感・思い入れがあり、忘れられない作品に」
●葵わかなコメント
「2カ月間、御厨家の家族として演じさせていただいたのですが、ずっと前から、そしてこれからもずっと一緒のような温かいファミリーだったと思っています。本当にキャストの皆さんに感謝ですし、私たちを家族でいさせてくれたスタッフの皆さんにも感謝しています。御厨家やそれ以外のキャラクターと美帆がぶつかるシーンがありましたが、葵わかなとしてはそうしたシーンにも共感する部分や思い入れがあり、本当に忘れられない作品になりました。私もオンエアを楽しみにしています。ありがとうございました」
★葵わかなの「三千円の使いかた」は?
「料理が好きなんですが、スーパーで食材を買うと毎回だいたい三千円くらいなんですね。それで好きなものを作って美味しくいただけば気分も上がるし、いい使いかただと思っています」
大事件が起きるわけでもない、どこにでもいる家族の日常を描いた「三千円の使いかた」。
けれどもニュースなどで「値上げの冬」と報じられるほど、
物価高騰が私たちの生活を直撃している昨今。
このドラマが描く節約や、「何のためにお金を貯めるのか?」といったテーマは、
多くの人の心に響いたのではないでしょうか。
翔平(葉山奨之)の教育ローンや特殊な家庭環境が原因でプロポーズを一旦白紙に戻した美帆(葵わかな)。それから二カ月、美帆は翔平への思いを振り切るかのように仕事に邁進していた。そんな彼女のもとに、退職した先輩社員・街絵(酒井若菜)がやって来る。価値観の違いから恋人とぶつかったと話す美帆は、街絵からあるアドバイスを受ける。するとある日、翔平から「自分がデザインを手がけたポスターが展示されるので、ぜひ見て欲しい」というメールが美帆のもとに届く。「何のためにお金を貯めるのか?」節約を通して人生を見つめ直し成長を遂げてきた美帆が最後に下す決断とは・・?
【放送日時】2023年1月7日(土)~2月25日(土)
毎週土曜23時40分~24時35分 (予定)
【放送回数】全8話(予定)
【企 画】市野直親(東海テレビ)
【原 作】原田ひ香 「三千円の使いかた」(中公文庫)
【脚 本】嶋田うれ葉 鈴木裕那 青木江梨花
【音 楽】横山克 橋口佳奈
【主 題 歌】「Choices」 LE SSERAFIM (ユニバーサルミュージック)
【挿 入 歌】「えっか」 mihoro* (ビクターエンタテインメント)
【演 出】村上牧人(テレパック) 室井岳人 柿原利幸 下向英輝
【プロデューサー】遠山圭介(東海テレビ) 雫石瑞穂(テレパック)
山本梨恵(テレパック)
【制 作】東海テレビ テレパック