土ドラ「三千円の使いかた」主演・葵わかなインタビュー 2023年に挑むのは、自分と同じ「等身大の24歳」!

ドラマ

資料提供=東海テレビ放送

あさって1月7日(土)からスタートする「三千円の使いかた」。
「貯蓄」や「節約」を切り口に人生や家族のあり方を考える、
今までにないホーム“マネー”ドラマです。

主人公である御厨(みくりや)家の次女、美帆を演じるのは、
ドラマ、映画、舞台と活躍の幅を広げる葵わかな。
「私と同年齢の美帆の行動や考えには、共感できることばかり」と語る彼女に
ドラマに対する意気込みを聞いてみました。

24歳は将来について考え始める、まさに適齢期

【葵わかなインタビュー】

――オファーを受けたときの感想を教えて下さい
「最初にタイトルを聞いて、「どんなドラマなんだろう?」と、とても興味が湧きました。その後、原作も台本も読ませていただいたんですけれど、すごくリアルだなと思いました。私が演じる御厨美帆は実際の私と同じ年齢で、人生や将来についてまだ何も考えていないような女の子。同世代の友達と話していても『24歳って、実際にこんな感じだよね』という共感しかありませんでした。
そして美帆はある決断をして、徐々に成長していくのですが、その階段の上り方も非常にリアルだと思います。24歳という年齢は将来について考え始める、まさに適齢期。ここから美帆がどのような人生を歩んでいくのか、本当に続きが気になる台本でした」

――美帆を演じる上で、心がけていることは?
「美帆はまだ将来についてあまり考えていないキャラクターですが、同時に素直に喜んだり悲しんだり、頑張ることを恥ずかしいなんて思わない、ピュアな部分のある女の子。私はどちらかというとしっかりして見られることが多いので、あまりそう見えないよう演じています。気合いを入れすぎず、ナチュラルに。同年代の役でもあるし、作り込むよりも『素の24歳の私』が出せたらいいです。そういう意味では気負わずに、敢えて肩の力を抜かなきゃいけないなと思います」

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○○○○を買おうかどうしようか、ずっと悩んでいます

――今回のドラマは家族のさまざまなお話に、お金が関わってきますね。
「普段友達と話していても、お金のことはもちろん、将来についてなんて、まだ話題にも出てきません。でも、自分だってどこかのタイミングで将来設計や貯蓄についてきちんと考え始めるんだろうなと、台本を読みながら感じました。ホームドラマですから、殺人事件みたいな衝撃的な展開はありませんが、たとえば母親が熟年離婚で思い悩んだりしたら、家族にとっての大事件ですよね。そしてそこにもお金が関わってくる。母親だけでなく、親子三世代がさまざまな悩みを乗り越えていくので、誰もが自分に置き換えて楽しむことのできるドラマだと思います」

――葵さんご自身は、お金とはどのように付き合っていますか?
「貯金に関しては特に目標はなく、とりあえず貯めているというタイプです。最近断捨離もして、今は物を買う際も本当に必要かどうかを自分に問い直してから買っています。先日も誕生日にいただいたボディクリームがとても良くて。でもちょっと高いんですね。もちろん買えないわけではないのですが、普段使いには贅沢すぎるような気がして・・。それ以来、『自分にとって最適なボディクリームって、どれくらいの物なんだろう?』とずっと考えています(笑)。ただ、そうしたバランス感覚はお金を貯めたり使ったりする際に、とても大切なんだろうなと感じています」

美帆と家族の決断を、応援してもらえるような物語に

――撮影現場はどんな雰囲気ですか?
「御厨家を中心としたストーリーなので、家族揃ってのシーンが多いんですね。撮影をしていてもほっこりするというか、『本当にこういう家族がいるんじゃないだろうか』『別の世界では、自分はこの人たちと本当の家族なんじゃないだろうか』と思えるほど、楽しく撮影させてもらっています。
家族の中でいろいろな問題が起こるのですが、それに対しておばあちゃんである琴子だけが寛容で、大きな心でハグしてくれるんです。最高のおばあちゃんですが、琴子を演じられる中尾ミエさんが、まさにそんな方! 大先輩ではありますが、”先輩感”をあまり感じさせないフランクさも素敵で、中尾さんが現れると現場が明るい雰囲気に包まれます」

――第1話の見どころを教えてください。
「物語の始まりでもあり、美帆の人生の始まりともいえる回です。ちょっと意外な演出もあるし、将来についてあまり考えていなかった美帆が、あるきっかけから変わり始めるというところが一番の見どころだと思います。そこも含めて、共感してくださる方が絶対いるのではないでしょうか。ここから物語がどう進んでいくのか、美帆の挑戦はもちろん、家族それぞれがいろいろな決断をすることになっていくので、応援していただけるような物語にするために頑張ります」

ストーリー
「人はね、三千円の使いかたで人生が決まるの」。御厨美帆(葵わかな)が子どもの頃から祖母・琴子(中尾ミエ)から言われた言葉。24歳になり憧れの一人暮らしをはじめた美帆は、そんなことなど忘れ人生を謳歌していた。
IT企業に勤め同世代の中では給料もよく、自慢の彼氏と幸せに暮らす毎日・・・しかし順風満帆に見えた美帆の人生に、自分自身の生活を見直す転機が訪れる。さらに美帆の姉・真帆(山崎紘菜)や母の智子(森尾由美)ら御厨家の面々にも、それぞれが自身の人生について深く考える出来事が・・・。
3世代4人の女性がお金と人生に悩み、乗り越えていくホーム“マネー”ドラマ、いよいよスタート!
放送概要
【放送日時】2023年1月7日(土)~2月25日(土)
毎週土曜23時40分~24時35分 (予定)

【放送回数】全8話(予定)
【企画】市野直親(東海テレビ)
【原作】原田ひ香 「三千円の使いかた」(中公文庫)
【脚本】嶋田うれ葉  鈴木裕那  青木江梨花
【音楽】横山克  橋口佳奈
【演出】村上牧人(テレパック)※THK「その女、ジルバ」、TX「女王の法医学」、
NHK「一億円のさようなら」他
室井岳人  ※NHK「カナカナ」、THK「その女、ジルバ」
「准教授・高槻彰良の推察」他

柿原利幸  ※TX「ごほうびごはん」「やりすぎ都市伝説THEドラマ」
下向英輝  ※WOWWOW「ひとりで飲めるもん!」、THK「リカ」
【プロデューサー】遠山圭介(東海テレビ) 雫石瑞穂(テレパック)
山本梨恵(テレパック)

【制作】東海テレビ  テレパック

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