土ドラ「嗤う淑女」敏腕刑事役 大東駿介インタビュー&内田理央、衝撃のカミングアウト!

ドラマ

資料提供=東海テレビ放送

内田理央が演じる稀代の悪女・蒲生美智留が美貌と天才的な話術で人の欲望を刺激し、次々と地獄へと陥れていく震撼のサイコサスペンス、土ドラ「嗤う淑女」(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)。3日に放送された第2話も放送中からSNS上で「面白いドラマないなぁってテレビ離れしてたけど、久しぶりに毎週見たいドラマだ」「青木さやかさんすごく引き込まれる演技」「ホラー映画かってレベルで叫んだんだけど…」「衝撃。今日寝れるかな」「夏になると放送される心霊番組より怖いんじゃない‥笑」と話題を集め、次週に続く最後の展開には「めっちゃ面白い、想定してた100倍面白い」「いろんなラスト想像したけど、予想できんかった」とまさかの展開に視聴者に衝撃を与えた。

次回第3話では第2話に引き続き、家族に尽くし続け疲れ果てた主婦・古巻佳恵(青木さやか)が登場。そして予想もできない展開で美智留は佳恵をさらに堕としていく…。

第3話ストーリー

夫の古巻登志雄(黒田大輔)が商社をリストラされ、作家を目指すと家に籠ってから2年。家族に尽くし続け疲れ果てた主婦・古巻佳恵(青木さやか)は、自分の苦しい境遇を理解し巧みな助言を与えてくれる蒲生美智留(内田理央)の言葉に導かれるまま、役立たずの登志雄に対してバスタブで溺死に見せかけた保険金殺人を試みる。しかし、バスタブの底から息を吹き返した登志雄は…。果たして、保険金殺人は成功するのか!? そしてその先に待ち受ける佳恵の地獄とは?
一方、依頼人を泥沼に落とし込んでいく美智留に恐怖を覚え、また中学時代の美智留との秘密から逃げられず怯える野々宮恭子(松井玲奈)の前に、刑事・麻生(大東駿介)が現れ・・・。

第1話で、蒲生美智留(内田理央)の指示によって銀行で横領し、ビルからの転落死に追いやられた鷺沼紗代(小島藤子)のバッグに入っていた美智留の名刺に気づき、何か引っかかり続けていた刑事の麻生(大東駿介)。第2話では紗代が最後に電話をした相手、野々宮恭子(松井玲奈)に話を聞こうと接触し、何かを感じ取り・・・。事件の背後で見え隠れする美智留を追い始める刑事・麻生。今回はそんな麻生役の大東駿介にドラマの見どころや自身について語ってもらった。

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美智留の闇に迫る敏腕刑事役 大東駿介インタビュー

【役どころ】麻生(38) 警視庁捜査第一課の敏腕刑事

――現場の雰囲気はいかがですか?
僕は毎回現場に入っているわけじゃないですけど、大きく美智留パートと麻生パートに分かれている気がします。僕はただただ美智留を追いかけているような。実際、内田さんと僕が一緒になるシーンはほとんどなくて、ちょっと美智留に恋焦がれている感じがしますね。あと現場の空気という点では松木監督のエネルギーで現場を引っ張ってくれています。松木監督とご一緒させていただくのは今回で2回目ですが、いろいろと託してくれていると感じています」

――主演の内田理央さんの印象を教えてください。
役柄的なところもあり、内田さんとはあまりしゃべらないようにしています。現場では多くしゃべっていないですが、圧倒的な目力というか、第一印象はパワーがある女性だと強く感じました」

――「麻生」という役をいただいた時の感想を教えてください。
すごく楽しみでした。原作の小説もそうですが、「麻生」って「麻生」なんですよね。下の名前がついてない。だから美智留や恭子といった名前のある役と違って、どこか存在が明確じゃないところがあるのかなと。ある種、麻生はストーリーテラーのような客観性を持った役だと思っていて、そういう客観性を自分の中で意識していますね。そして美智留とは何者だと一番思っている人間でもあるので、それが視聴者と同じ目線になれるように意識しています」

――「麻生」を演じるにあたって松木監督とはどんな話をされましたか?
全9話を時系列で撮影しているわけではないので、どういう距離感で、どういう熱量で、どういう風に物語が展開しているかということは、その都度話しています。また美智留のことを麻生がどう思っているのか、どう感じているのか、その芯に秘めた熱量みたいなものは松木監督と共有しています」

――役作りのためにされたことがあれば教えてください。
「小説のような立ち位置というのが役作りの材料になっていると感じます。起こる出来事と情報だけで美智留という人物を想像していくことは、小説を読んでいることに近い気がしています。自分も小説を読んでいるかのような感覚があって、本来刑事ってそういうものなのかなとすごく感じました」

――ご自身と「麻生」の似ているところはありますか?
「上司に何も言わずやりたいことをやろうとするところは麻生と似ていますね。たまに僕も言われます(笑)。ちゃんと報連相(=報告、連絡、相談)してねと(笑)。麻生が美智留の捜査の始めたのは、一枚の名刺がキッカケですが、そういうささいなところから何かを発見して可能性を見つけていくというところも割と似ていますよね。僕も自分の興味や視点というものをすごく大切にしているので」

――話せる範囲でいいのですが…報連相をせずに注意されたエピソードとは?
「例えば番組の撮影でキャンプ用品のお店に行ったら、後日、自分でそのお店の工場まで行ってしまったり。個人的に興味が湧いてしまって(笑)。工場を見学して、さらに社長と会って話してとか勝手にやっちゃう(笑)。お店や工場に事務所からもお礼を伝えなければいけないので、ちゃんと事務所に報告してねと」

――興味が湧いたらすぐ行動してしまうというのは、小さい頃からですか?
そうですね。聞きたいことがあったら聞くし、聞きに行ってしまいます。「なんでだろう?」って思っている時間が好きじゃなくて、それだったらもう行っちゃえと。一つのことに集中するとそこに突き進むみたいな。探究の熱量というのはすごくあると思います」

何をもってそれを罪とするのかというのは難しいと思います

――もし目の前に美智留のような悪女が現れたとしたらどう思いますか?
客観で捉えるか、主観で捉えるかで大きく違うと思います。例えば美智留に出会った人たちは美智留を崇拝していたり、感謝しているじゃないですか。ということは、彼女と出会えたことをとてもうれしいことだと感じている。それを客観的に見ている人はとんでもない悪女だと捉える。その視点の違いはあると思います。だから僕が美智留のような女性と出会っているとしたら、僕にとってはすごく素敵な人だけど、それを客観的に見ていた人にとっては悪女だということはあるかもしれない。でも世の中のほとんどのことはそうじゃないかと思っています。ただ美智留の場合は、そこに欲望と命が関わっているから怖いというだけで、実際に人と出会うというのは、そういうことなのかなと思います。あいつはやめとけという基準は難しいですよね。そういう人に転がされるのが好きな人もいますし」

――ちなみに大東さんは悪女に転がされるのは…
好きとは思いませんが、実際に転がされたらドキドキするんじゃないですか(笑)。でも美智留のすごいところは、女性も魅了しているというところですよね。視点が違えば善も悪も変わるし、何をもってそれを罪とするのかというのは難しいなと思います」

――これまでの撮影で印象的なシーンを教えてください。
「美智留と恭子が過ごした中学校を訪ねるところが強く印象に残っています。橋のシーンで、すれ違う女子生徒にまだ見たこともない美智留の姿を重ねるというのは、自分の頭の中で物語が育っていると強く感じました。だから麻生は美智留という物語の一番の読者であり、彼女を一番探し求めている存在なんだと。そのシーンがとても印象に残っているし、あそこでキャンプしたいなとも思いました。あそこ素敵な場所でしたよね(笑)」

――大東さんから見たこの作品の見どころと、視聴者の方へのメッセージをお願いします。
やっぱり圧倒的な蒲生美智留の存在感じゃないでしょうか。特に青木さやかさんの回(第2、3話)が一番好きです。ちょっと「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造っぽいですよね。僕としては「笑ゥせぇるすまん」を見た時の、すごく恐ろしいけど、つい指の隙間から見てしまう感じに似ている。身近な恐怖や人間の欲の暴走とか、誰もが抱えている危険性や邪悪性みたいなものが見えてくるからワクワクしちゃう。全9話を通して様々な人間の欲望が出てきますが、他人事だけど自分事にも感じる、そういう恐怖を感じてほしいと思います」

土ドラジオ「嗤わない淑女」でも2人のトークが自由過ぎると大反響!

8/10(土)に放送する土ドラ「嗤う淑女」第3話に先駆けて5日に配信された、ドラマを別角度で楽しめるスペシャルラジオコンテンツ「土ドラジオ 嗤わない淑女」。プライベートでも仲良しな内田理央と松井玲奈がドラマにちなんだテーマの元、ドラマの魅力や裏話、またそれにまつわるプライベートな話などを自由に、ゆる~くトーク! 今回は第3話をより深く楽しむために「お金」をテーマにしたトークの中から一部をピックアップ。

「どのくらい自分が貯金しているのか見たくない…」内田理央、赤裸々お金トーク!

内田 今回のトークテーマは「お金」です。どうですか?
松井 色々(台本に質問が)書いてありますけど〜理央ちゃんは資産運用しているの?
内田 なんでそんな難しいところからいったの〜。
松井 ははは(笑)。台本の一番最後に書いてあるの(笑)。
内田 一番難しいところからいったじゃん!
松井 しているのかな?と思って。
内田 していないかな。お金は大切だけど、あまり触れたくなくて、通帳に印字とかしたこともない。
松井 あ〜自分でね〜。
内田 だからどのくらい自分が貯金しているのか見たくないの。
松井 現実を知りたくないのね。
内田 そうなの! だからあまり見ないようにしている。
松井 でも怖くない?
内田 怖い…ちょっとハラハラしちゃう。ハラハラするけど見たら現実に引き戻される。今年カードでこんな使ってしまった〜となっちゃう! まぁ反省する時は反省するけど、なるべく見ないようにしている。玲奈ちんはどう?
松井 私も資産運用は全くわからなくて。ただポイント運用みたいなのが最近あったりして、いろいろポイントが貯められて、運用できるの。運用だから日によって上がったり下がったりするわけ。実際の資産運用と同じように、気がついたら半年後に300ポイント増えていました、みたいな。私は実際のお金を運用するのは怖いから、ポイント運用でちょっと得した気持ちになってる。
内田 ポイントカードは使うタイプ?
松井 ポイントカードは使わないね〜。
内田 よく作りますか〜とか言われるじゃん? あんまり作らない?
松井 うん、作らない。理央ちゃんは作る?
内田 昔はすごく作っていて、ドラッグストアとか、よく行くスーパーとか。(ポイントをつけるには)100円足りないからなんか買っちゃおうみたいな。得なのか損なのかわからない(笑)。最近は財布が分厚くなるのが嫌だから、少し抑えているかも。
松井 そうなるよね。あと何がどのポイントなのかわからなくなるから、本当に限られたものしかポイントはつけないようにしているかな。

「最近…詐欺にあった」 内田理央が衝撃のカミングアウト!

内田 最近、(お金で)失敗したことがあった!
松井 なに?
内田 あのね〜詐欺にあった!
松井 (驚き)え? そうだ! 言ってた〜!
内田 クレジットカード詐欺みたいなのにあっちゃって。気がついたらカードがすごい使われてて、詐欺にあったの〜! みなさん気をつけてください〜!
松井 本当、カード明細はちゃんと見たほうがいい!
内田 見た方がいいし、私の場合はあまりわからないように使われていたの。ちょびちょびと。
松井 それ試されたんだよ。バレないとわかったら大きい金額を使うから。
内田 それでカードが上限額まで使われていて・・・使ってないのになんで? と思って気がついたんだけど。結局、原因はメールだったの。カード会社を偽るメールで「不手際がありましたので、こちらからもう一度登録をお願いします」みたいな。それに私は入っちゃったみたいなの。それは偽物だったという。
松井 でもそれ、よく聞く話だからね〜。
内田 本当にみなさんもお気をつけてください!
松井 気をつけて〜。
内田 詐欺メールについて聞いたら、「松井玲奈様へ」みたいに名前が入っていなかったら詐欺の可能性が高いらしい。
松井 あ〜そうか、不特定多数に送っているからね。
内田 そこが詐欺かどうかを見分ける一つの目安。
松井 カード明細ってさ、ちゃんと確認するけど「え? こんなに使った?」って思うわけ。これ絶対に誰か詐欺してると。やられたって思って全部見ていくの「ア●ゾン、あ〜知ってるね・・・あ〜ここでチャージしたね・・・あ〜知ってる・・知ってる・・使ったね」ってちゃんと全部自分で使っていて怖いの。
内田 “ちりつも”よね〜!
松井 本当に怖い!
内田 数字って怖いわ!
松井 本当に気をつけてください!


「土ドラジオ 嗤わない淑女」

◆次回配信 2024年8月12日(月) 19時(予定)
※以降、9/16まで毎週月曜よる配信予定
◆配信媒体    YouTube東海テレビ公式チャンネルhttps://www.youtube.com/@tokaitvbroadcasting
Locipo https://locipo.jp/

◆番組内容 土ドラ「嗤う淑女」に出演する内田理央と松井玲奈がパーソナリティーとなり、
ドラマにちなんだテーマについて自由にトークします。

■#1「嗤う淑女」 ■#2「悪女」 ■#3「お金」 配信中
■#4テーマ「動画配信」 8/12(月) 19時配信予定

放送概要

【タイトル】        「嗤う淑女」
【放送日時】        2024年7月27日(土)~9月21日(土)予定<全9話>
毎週土曜日23時40分~24時35分 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
【出演】内田理央 松井玲奈
内藤秀一郎 / 小島藤子 青木さやか 宮田俊哉 円井わん 武田航平 前田拳太郎
袴田吉彦 / 大東駿介
【企画】市野直親(東海テレビ)
【原作】「嗤う淑女」 中山七里 (実業之日本社文庫)
【脚本】泉澤陽子 継田淳
【音楽】戸田有里子
【主題歌】「Heaven」 琴音 (ビクターエンタテインメント)
【オープニング曲】 「BLEEDING」 HYDE (ユニバーサル ミュージック)
【演出】松木創(共同テレビ) 淵上正人(共同テレビ)  本間利幸
【プロデューサー】河角直樹(東海テレビ) 鵜澤龍臣(東海テレビ)
高橋眞智子(共同テレビ)
【制作】東海テレビ 共同テレビ

 

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