資料提供=東海テレビ放送
1月8日にスタートした吉田鋼太郎主演、
東海テレビ×日本映画放送 共同製作連続ドラマ『おいハンサム!!』。
ややこしいけど情に厚くて憎めない令和の頑固親父・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と、
男を見る目がない三姉妹、由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)、
すべてを包み込む母(MEGUMI)の伊藤家が織り成す
「恋」と「家族」と「ゴハン」の物語です。
そんな伊藤家の中で、不倫気質の長女・由香を演じているのが木南晴夏。
第1話では、父・源太郎に対し「クソオヤジーーー!」と啖呵を切るなど、
インパクトのあるシーン続出のキャラクターを、どのように捉えているのか?
また共演者の印象や「家族との思い出ご飯」などを聞いてみました。
「やさぐれ」「父に強気」な由香 自身は「一人フレンチ」も経験済み!
<木南晴夏インタビュー>
――伊藤由香とは、どんな役ですか?
「三姉妹の長女である由香は、ちゃんとオシャレもできて、仕事もできる女性ですが、衣装合わせの時に監督が「由香はちょっとやさぐれている感じ」と仰っていて、そこが性格の芯だと思っています。30歳で一人暮らしをしているので、両親との距離感もある程度あって、基本的にはサバサバしていますが、意外と突飛な行動を取るタイプ。あと、お父さんに対して結構強気なんですよ。きっと心の底では尊敬しているし、好きではあると思うんですけど、そういうのは見せない。長女の強みというか「一番目の子で無条件に愛されて育ったから親にこういう態度を取れるんだな」と思いました」
――由香と木南さん、似ている点と似ていない点は?
「由香が家族といる時のテンションは自分と似ていますね。伊藤家って仲は良いし、居心地も良いんだけど、“みんな一緒にハッピー”みたいなワイワイ明るい家庭かというと、そうでもなくて・・・。多分、由香は仕事もできるし、恋人の前では可愛くいられるタイプだけど、家族といる時が一番自分らしいテンションなんじゃないかな。他に「伊藤家の目玉焼き派閥」で言うと、由香と同じで私も「白身ふんわり、黄身とろりの半熟派」です。
また今回、三姉妹にそれぞれ「一人でできる事・できない事」という設定があります。由香は「一人酒、一人ラーメン、一人カラオケは大丈夫だけど、一人映画は寂しくてムリ」なんですが、私は全部できます。未経験なのは一人焼肉ぐらいで、実は一人フレンチも経験済み。5年ぐらい前にパリで一人フルコースをしたんですが、フランス語はわからないし、料理と料理の間を持て余して寂しかったので「もうやらない」と決めました(笑)」
佐久間由衣は「タイプの顔」、武田玲奈は「スタイルの良さが見どころ」
――両親役のお2人と共演しての印象は?
「吉田鋼太郎さんとは初共演ですが、舞台は何度も拝見していて、事務所の先輩でもあるので「大きな胸に飛び込んでいけたら」と思っていました。実際とても気さくな方で、今ではみんなの大黒柱で、“頼りがいのあるお父ちゃん”です。MEGUMIさんとは約15年前のNHK朝ドラ『風のハルカ』以来! 実年齢で4つしか離れていないのに今回は親子役ということで(笑)、現場に入る前は不安も楽しみもありました。現場では、カメラが回っていない時は同世代としてすごく話が合い、子育てや美容など“聞きたいことがたくさんある姉さん”という感じなのですが、カメラが回ると“みんなのお母さん”として見守っていてくれている安心感がありますね」
――2人の妹役である佐久間由衣さん、武田玲奈さんの印象は?
「次女の里香役・佐久間由衣ちゃんは全くの“初めまして”ですが、とにかく綺麗で可愛いくてタイプな顔! 撮影へは結構遅い合流だったのですが、番宣でもお会いでき、いろいろとお話できました。ボーイッシュでクールな印象でしたが、実際はふにゃんと柔らかい雰囲気の方。三女の美香役・武田玲奈ちゃんは作品としては共演済みですが、同じシーンがなかったのでガッツリ組むのは今回が初めて。玲奈ちゃんは可愛い上にスタイルが良い! 今回の衣装は露出度が半端なく、一人だけ季節感が間違っている(笑)。とにかく玲奈ちゃんのスタイルの良さ、手足の長さが見どころの1つになっています」
――元カレの大森役・浜野さんは、いかがですか?
「浜野さんとはTBSドラマ『花のち晴れ』で共演して以来、約4年ぶりにお会いしましたが、やっぱりめちゃくちゃ面白い方! 大森さんはすごくいい男なんですが、ちょっと変というか(笑)。そこがすごく面白いし、愛らしくて「浜野さんがやるからこそ、この大森さんになるんだろうな」と思いましたね。2人の会話の中身はコメディーなんですが、お芝居としてはコメディーではないというか。コメディーのお芝居って割と大きくリアクションを取ったりするんですけど、今回は“大きくしない”お芝居をしています」
由香が意外な行動を取る!?・・・第2話に注目!
――本作は「家族と恋とゴハンの物語」ですが、ご自身の「家族との思い出ご飯」とは?
「出身が大阪なので、やっぱり粉ものですね。お好み焼きやタコ焼きが家族みんな大好きで、ホットプレートを囲むとちょっとテンション上がって・・・それがうちの家族団欒です。あと、正月など家族が集まる時は手巻き寿司も定番。それぞれに自分のお気に入りの具があって、私が子どもの時はツナマヨでした。他にも納豆やキュウリ、刺身やカニカマ、シソや練り梅など自分でアレンジして作るのが好きでしたね。正月に実家に帰って「何食べたい?」と聞かれたら「手巻寿司!」といつも答えています」
――最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。
「第1話のラストで、お父さんにブチ切れたところに由香の性格の片鱗が見えたと言いますか、初回にして「この家族はどうなっちゃうんだ⁉」と思った方も多いと思いますが、「それでも家族はこうやって続くんだな」というのが見られる第2話です。加えて、由香が意外な行動を取る話になっております。私自身もつないだ映像をまだ見ていないので、完成形がどうなるのか・・放送を楽しみにしております」
娘たちを心配する源太郎(吉田鋼太郎)は取引先の大森(浜野謙太)を気に入り酔った勢いで自宅に連れてくるが、大森は長女・由香(木南晴夏)が「ブサイクだからふった」元カレだった。そんな中、由香は不倫相手の竜也(久保田悠来)と修羅場を展開、次女・里香(佐久間由衣)は夫・大輔(桐山漣)と焼き鳥をめぐってひと悶着。ダメ男・ユウジ(須藤蓮)と別れきれない三女・美香(武田玲奈)はハイスペック男・大倉学(高杉真宙)と出会い、いきなり人生のドピークをむかえる。伊藤家の三人娘の明日はどっちだ!?
【放送日時】 2022 年 1 月 8 日(土)~2 月 26 日(土)
毎週土曜 23 時 40 分~24 時 35 分 全 8 回(予定)
【企 画】 市野直親(東海テレビ)
【原 作】 伊藤理佐 『おいピータン!!』『おいおいピータン!!』(講談社「Kiss」連載)/ Special Thanks:『渡る世間はオヤジばかり』(講談社 KissKC 所載)、
『チューネン娘。』(祥伝社フィールコミックス)、
『あさって朝子さん』(マガジンハウス)
【脚本・演出】 山口雅俊(ヒント)
【エグゼクティブプロデューサー】 宮川朋之(日本映画放送)
【プロデューサー】 山口雅俊(ヒント) 遠山圭介(東海テレビ) 塚田洋子(日本映画放送) 藤井理子(日本映画放送) 森正文(ヒント)
【製 作】 東海テレビ 日本映画放送
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